自信家かつ野心家の爆豪勝己（CV：岡本信彦）が胸に秘めていた悩みとは……？アニメ「僕のヒーローアカデミア」第61話で、オールマイト（CV：三宅健太）が爆豪を抱き寄せる名シーンに「強さと弱さが心に響く」「涙なしに見られない」と感動の声が相次いだ。
【動画】オールマイトが爆豪を胸に抱き謝る（14分41秒ごろ〜）
アニメ「僕のヒーローアカデミア」（通称、ヒロアカ）は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の堀越耕平氏によるシリーズ世界累計発行部数1億部を突破した大人気コミックが原作。総人口の約8割が“個性”と呼ばれる何らかの超常能力を持つ世界を舞台に、主人公のデクこと緑谷出久（CV：山下大輝）とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情を描いた物語だ。2024年5月4日からは、テレビアニメ第7期の放送に加え、8月2日からは劇場版第4弾も公開される。
出久がオールマイトから“個性”を受け継いだことを察知した爆豪。第61話で、「てめえの何がオールマイトにそこまでさせたのか確かめさせろ」と出久に攻撃を仕掛けた。戸惑う出久に対して、爆豪は涙を拭いながら本音を吐露した。「なんで、ずっと後ろにいた奴の背中を追うようになっちまった？ クソザコのてめえが力をつけて、オールマイトに認められて強くなってんのに！」「俺が強くて、ヴィランにさらわれなんかしなけりゃ、あんなことになってなかった」と。
爆豪はずっと、自分が敵＜ヴィラン＞にさらわれたせいで憧れのオールマイトが力を失ってしまったと苦悩していたのだ。そこにオールマイトが現れて、「君は強い。ただね……その強さに私がかまけていた。抱え込ませてしまった」「すまない。君も少年なのに」と爆豪を抱き寄せた。
いつも自信満々に振る舞う爆豪が抱えていた悩み、そして彼に寄り添うオールマイトに心を打たれた視聴者は多かったようだ。「オールマイトのこと本当に大好きだったんだな」「かっちゃんそんなこと思ってたのかよ」「強さと弱さが心に響く」「オールマイトホントにNo.1やなって……強さではなく心が」「涙なしに見られない」と反響が続出した。
また、デクと爆豪の関係性の変化にも注目だ。これまで本音で話し合うことのなかった幼馴染同士は、今回の対決を通して思いをぶつけあった。なんだか少し距離が縮まった2人に、オールマイトも「以前と違って、真っ当にライバルっぽくなった」と感慨深げにしていた。
(C)堀越耕平／集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会・MBS
