セミファイナルも後半戦突入!逃げる4チーム、追いすがる2チーム/麻雀・Mリーグ
【中継】セミファイナル、後半戦突入!

 Mリーグ機構は、「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ4月19日の第1試合に出場する4選手を発表した。各チーム20試合の短期戦は、早くも折り返し地点。じわじわと縦長の展開になりつつある中、上位4チームと下位2チームの戦いぶりも順位やポイント状況によって変化が出てくるころだ。

【中継】セミファイナル、後半戦突入!

 首位U-NEXT Piratesは、セミファイナルに入って目立って活躍はできていないものの、やはりレギュラーシーズンの蓄えが大きい。今も+368.7ポイントを持ち、大連敗でもしない限りは逃げ切りでファイナルシリーズ進出が濃厚だ。先発・仲林圭(協会)は控室でも盛り上げ役だが、ここは麻雀で一気にアゲアゲにしたい。

 4位の赤坂ドリブンズは、ボーダーライン付近でなんとか踏みとどまっている。ただし今日は下位2チームとの直接対決。もちろんターゲットにされる。マークを考えればトップを取りにくい卓組だが、鈴木たろう(最高位戦)は堂々と打ち抜くだろう。

 5位のKONAMI麻雀格闘倶楽部も、気がつけば4位に109.4ポイントも離された。直接対決の多いセミファイナルとはいえ、これ以上離された場合は、相手に守備的に打たれるとひっくり返せなくなる。足を捕まえるなら今夜だ。滝沢和典(連盟)も、普段はクールに打ち進めるがここは男気の見せ場だ。

 前日、リーダーが連投、トップ・ラスでマイナスを微減させるだけに終わった渋谷ABEMAS。残り試合で約190ポイントを詰めなくてはならず、もう無駄にできる時間は1試合どころか1局もない。白鳥翔(連盟)は、普段の打ち筋を貫くだけではなく、周囲とのポイント状況を見ながら、様々に戦い方を変化させなくてはいけない。

【4月19日第1試合】※成績はレギュラーシーズン

赤坂ドリブンズ・
KONAMI麻雀格闘倶楽部・
渋谷ABEMAS・
U-NEXT Pirates・

【4月18日終了時点での成績】

1位 U-NEXT Pirates +368.7(8/20)
2位 EX風林火山 +232.8(10/20)
3位 KADOKAWAサクラナイツ+131.1(10/20)
4位 赤坂ドリブンズ +103.9(10/20)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲5.5(8/20)
6位 渋谷ABEMAS ▲86.7(10/20)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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