ファンにとっては試合と同等、もしくはそれ以上に必見の“2分間”だった。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ4月19日の第2試合でトップを取ったKONAMI麻雀格闘倶楽部の高宮まり（連盟）だが、勝利者インタビューの最後にファンへのメッセージを求められると「えっと…あの…」と、ふわふわタイムに突入。ファンからは、天然キャラが炸裂した時間に喜びの声が殺到した。
激闘を戦い抜いた影響か、それともスイッチが戦闘モードから急にオフになったのか。なんともほっこりする時間が唐突に訪れた。高宮はオーラス、南4局で2万8700点の3着目。トップ目のU-NEXT Pirates・小林剛（麻将連合）3万1600点とは2900点差で、2着目で3万点の赤坂ドリブンズ・渡辺太（最高位戦）と三つ巴の熱戦を繰り広げていた。
すると高宮は果敢な攻めが功を奏し、終盤に1索・七萬のシャンポン待ちでテンパイすると、小林を直撃して対々和の2600点（供託1000点）をゲット。見事に2人を抜き去って貴重な逆転トップを手にした。
試合後は恒例のインタビュー。リポーターの松本圭世から試合について質問を受け、にこやかに答えていたが、突然の“ふわふわタイム”が訪れたのは、ファンに向けてのメッセージを送る締めの部分だった。いつものように松本から促された高宮だったが「えっと…あの…みなさんは、ありがとうございます」と、突然しどろもどろに。「えっと…ごめんなさい！なんでだろう」と混乱すると「トップが取れるかどうかだったので、全く何も考えていないままインタビューが始まってしまい…」。さらにはなぜか「温かい季節になってきて」と、急に気候の話に展開した。
この後も、高宮ワールドは全開に。松本の助け舟もあり、なんとか最後まで話しきったが、ファンからは「何だこのかわいい生き物は」「愛嬌ありすぎて困る」「天然爆裂！」「放心状態ｗ」「またふわふわしてるｗ」「かわいいから許す」と、喜びのコメントが大量に寄せられていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
