将棋の藤井聡太棋聖（竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、21）への挑戦権を争うヒューリック杯第95期棋聖戦の決勝トーナメント決勝戦が4月22日に行われ、佐藤天彦九段（36）と山崎隆之八段（43）が現在対局中だ。注目の一戦を制し、五番勝負に進出するのはどちらか。振り駒の結果、先手は佐藤九段に決まった。
佐藤九段は、2006年10月に四段昇段。竜王戦2組（1組：9期）、順位戦A級（A級以上：9期)。タイトルは名人3期で、棋戦優勝は4回。棋聖戦の挑戦経験はなく、2011年の第82期と2015年の第86期の挑戦者決定戦敗退が最高成績。今期は二次予選からの出場で、決勝トーナメントでは藤井猛九段（53）、西田拓也五段（32）、前期挑戦者の佐々木大地七段（28）に勝利し決勝戦に進出した。
山崎八段は、1998年4月に四段昇段。竜王戦1組（1組：12期）、順位戦B級1組（A級：1期）。タイトル挑戦は2009年度の王座戦1回で、棋戦優勝はタイトル戦昇格前の第1期叡王戦を含む8回を誇る。序盤から独創的な指し回しを見せることで知られ、その指し回しは毎局多くのファンを魅了している。棋聖戦はベスト4が最高だったが、今期初めて決勝戦へ進出。強敵を倒し、初の棋聖挑戦を狙う。
両者の公式戦対戦はこれまでに11局で、山崎八段の6勝、佐藤九段の5勝とほぼ互角。注目の一戦を制し、絶対王者の藤井棋聖に挑むのはどちらか。持ち時間は各4時間。
【昼食の注文】
佐藤天彦九段 豚しゃぶ弁当（梅しそ）
山崎隆之八段 豚しゃぶ弁当（ごまみそ）
【昼食休憩時の残り持ち時間】
佐藤天彦九段 3時間18分（消費42分）
山崎隆之八段 2時間56分（消費1時間4分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
