2024年4月13日から放送されたアニメ『怪獣8号(かいじゅうはちごう)』。日常的に怪獣が出現して人々をおびやかす世界で、主人公が怪獣を討伐する防衛隊を目指す物語です。
▶︎ヒーロー感溢れるカフカの登場 4話
▶カフカ、30代の衰えを痛感 3話
▶後輩を守るカフカの迫力逃亡シーン 1話
原作は松本直也(まつもと なおや)氏が連載している同名マンガ。ブレイクしそうなマンガを発掘する「次にくるマンガ大賞2021」のWebマンガ部門では第1位を獲得するなど、アニメ化前からマンガファンの間では注目度の高い作品でした。
この記事ではアニメ『怪獣8号』の主人公・日比野カフカ(ひびの カフカ)をピックアップし、カフカの身長・体重などのプロフィールや声優情報をまとめています。
目次
- アニメ『怪獣8号』のストーリー
- アニメ『怪獣8号』日比野カフカのプロフィール!
- 日比野カフカの声優・福西勝也さんとは?
- 日比野カフカが変身する怪獣8号の強さは?
- アニメ『怪獣8号』日比野カフカの名言
- アニメ『怪獣8号』日比野カフカの口に入った怪獣の正体は?
- まとめ
アニメ『怪獣8号』のストーリー
日常的に怪獣が出現して人類の脅威になっている世界で、怪獣を討伐する日本防衛隊を目指していた日比野カフカ。防衛隊に入れずに夢を諦めていたカフカは、防衛隊が倒した怪獣の後始末をする清掃業者「モンスタースイーパー」で働いていました。
防衛隊の募集年齢が引き上げられて自分の年齢でも受験できることを知ったカフカは、再度防衛隊を目指すことを決めます。しかし、カフカの口に小型怪獣が入ったことで怪獣に変身できる力を得ました。カフカが怪獣に変身した姿は「怪獣8号」と呼ばれ、憧れていた防衛隊から敵視されてしまいます。
カフカは自分の体が怪獣化したことを隠しながら、防衛隊に入隊する試験を受けることになります。
アニメ『怪獣8号』日比野カフカのプロフィール!
日比野カフカは、『怪獣8号』の主人公です。ヒロインの1人・亜白ミナ(あしろ ミナ)とは幼馴染で、小学生の頃にカフカとミナが住んでいた街が怪獣に襲われたことがきっかけで、カフカとミナは怪獣を討伐する防衛隊に入ることを決意しました。ミナは防衛隊員になることができましたが、カフカは試験を受けても落ちて防衛隊になれず、倒された怪獣の後始末をする清掃業者で働いていました。
防衛隊を目指している後輩の市川レノ(いちかわ レノ)から防衛隊の年齢制限が引き上げられたことを知らされたカフカは、再び防衛隊への入隊を志します。しかし、謎の小型怪獣がカフカの口の中に入ったことで、カフカは怪獣に変身できるようになり、防衛隊から「怪獣8号」と呼ばれてしまいます。怪獣8号は防衛隊が発足して以来初の未討伐怪獣となり、防衛隊から敵視されて日本中から追われる存在になりました。
防衛隊の募集年齢は33歳未満で、32歳のカフカにとっては次の試験がラストチャンスのため、カフカは怪獣8号であることを隠しながら試験に挑戦することを決めます。カフカは怪獣に変身できるようになる前から、レノを助けるために生身で余獣に立ち向かおうとするなど正義感が強く、自分の身を犠牲にしてでも誰かを助けようとする性格です。
若い子から「おじさん」だと言われるとムキになって否定したり落ち込むこともあり、体力面では年下には敵わないことを自覚しています。
防衛隊員が着用するスーツには、スーツの力を引き出すことができる「解放戦力」という数値がありますが、防衛隊員選別試験の際にカフカと共に試験を受けた四ノ宮キコル(しのみや キコル)は46%、レノは8%だったのに対し、カフカは0%でした。
選別試験の最終審査は怪獣の討伐で、解放戦力が0%のカフカは戦力になりませんでしたが、清掃業の経験を活かして怪獣の弱点を見つけ出すなどサポートに徹して活躍します。試験には合格できませんでしたが、第三部隊副隊長・保科宗四郎(ほしな そうしろう)のもとで候補生として訓練を開始しました。アニメ第8話では正隊員に昇格します。
基本情報(物語開始時)
■所属:怪獣専門清掃業者モンスタースイーパー(株)
■年齢:32歳
■誕生日:8月5日
■身長:181cm
■好きなもの:防衛隊、カレー、ハンバーグ、お酒、タバコ(防衛隊を再び目指し始めてからは控えている)
■作者・松本直也氏のコメント:こいつが来てくれたらもう大丈夫!って思える主人公が好きなので、カフカもそんな主人公になってくれたらいいなと思ってます。
日比野カフカの声優・福西勝也さんとは?
アニメ『怪獣8号』で主人公のカフカを演じるのは福西勝也(ふくにし まさや)さん。福西さんは奈良県出身の声優で、特技は歌や声楽。好きなものは古着とハロプロのアイドルです。小学生の頃から声優を目指していて、友達と演劇あそびなどをしていたとのことです。声優事務所の賢プロダクションの養成所・スクールデュオで演技を学んで声優への道を進み始めました。
2024年3月24日に世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2024」の『怪獣8号』ステージで、「AnimeJapan」に初登壇。アフレコ現場などで印象に残った福西さんの行動を他のキャストが発表するコーナーがあり、「いつも家出レベルの荷物を持ってくる」「いつも現場に1房のバナナを持ってくる」「Aパートの収録だけで1.5リットルの水を飲み切る」などが語られました。
Spotifyで配信される『怪獣8号』の公式ポッドキャスト『アニメ『怪獣8号』ポッドキャスト討伐作戦』では、MCを担当します。
福西さんは元々『怪獣8号』の原作漫画を読んでいたとのことで、「初めて読んだその時から、いつかお仕事で関わることをずっと夢見ていた」とコメント。そして「楽しみにしてくださっているみなさんに最大級のワクワクを届けられるよう、わたしがこの人生で経験してきたすべてを力に変えて、カフカと共に駆け抜けていく所存です! なにとぞ、よろしくおねがいします」とカフカを演じることへの意気込みを語っています。
これまでに福西さんが演じてきたキャラクターとしては、『ハイキュー!! TO THE TOP』の理石平介役、『東京リベンジャーズ』の龍宮寺堅(ドラケン)役、『THE FIRST SLAM DUNK』の大楠雄二役などがあります。
日比野カフカが変身する怪獣8号の強さは?
カフカが変身する怪獣8号は、防衛隊が発足して以来初の未討伐怪獣となり、日本中から追われています。
初めて変身した際には、他の怪獣を本気で殴ると木っ端微塵にするなど、驚異的なパワーを秘めています。体の一部分だけ怪獣に変身することもでき、腕部分だけ怪獣化させて車を持ち上げるなどしていました。
怪獣の強さや危険度は「フォルティチュード」と呼ばれる指標で表されます。物語序盤でミナが倒した大型怪獣のフォルティチュードは6です。第4話、防衛隊員選別試験の最終審査でカフカが怪獣8号に変身した際には、フォルティチュード9.8を記録しました。
フォルティチュード9.8という数値を知った保科副隊長は、その数値が本当であれば「歴史に残る大怪獣」だと発言していて、怪獣の中でもトップクラスの強さだと思われます。
▶カフカのパンチで粉々になった怪獣 2話
▶カフカが車を持ち上げられた理由は… 3話
アニメ『怪獣8号』日比野カフカの名言
『怪獣8号』の主人公・カフカは正義感が強く、劇中では様々な名言があります。この項目では印象的なカフカの名言をまとめました。
第1話「隊員になるんだろォが!! ここで死んでどうする!!」
■コミックス1巻第1話
清掃の仕事後に突如余獣が現れた際、カフカはレノに逃げるように指示します。レノはカフカを1人にすることはできないと逃げるのを躊躇いますが、カフカは2人でもどうにもならないと伝えて「隊員になるんだろォが!! ここで死んでどうする!!」と叱責しました。
自分の身がどうなってでも後輩を助けたいというカフカの正義感と、自分が諦めた夢に挑戦しようとしているレノを生かそうとする気持ちが伝わる名言です。
第1話「そん時ゃいつだって俺が隣にいる」
■コミックス1巻第2話
カフカとミナは小学生の頃に住んでいた街を怪獣に壊されて、防衛隊員になることを決意しました。ミナが「少し怖いな」「自分の何倍もある怪獣と戦うの想像したら」とカフカに言った際には、カフカはミナの頭に手を置いて「大丈夫だ」と安心させて、「そん時ゃいつだって俺が隣にいる」と伝えました。
結局カフカは防衛隊員になることができず、ミナだけが隊員になったため、お風呂に入りながらこのことを思い出していたミナは「うそつき…」と呟いています。
第3話「俺だけそんな力使ったら卑怯だろ」
■コミックス1巻第4話
防衛隊員選別試験の二次試験の体力検査にて、30代で体力の衰えを感じながらも怪獣の力を使わなかったカフカ。レノから「まじで使わなかったんですね、怪獣の力」と言われたカフカは、「みんな努力して来てんだ。俺だけそんな力使ったら卑怯だろ」と答えました。
正々堂々と試験を突破したいと思いがありながらも、試験の順位が下だったため「(怪獣の力を)使っとけばよかったよォォーー!!」と後悔する様子も見せています。
第3話「怪獣(てめーら)のことは内臓までお見通しだぜ!!」
■コミックス1巻第5話
防衛隊員選別試験の際、防衛隊のスーツの解放戦力が他の受験者よりも低かったカフカとレノは、自分達で怪獣を倒すのではなく、解放戦力の高いアタッカーをサポートすることにしました。
カフカは清掃業の仕事で数えきれないほどの怪獣をさばいてきた経験から、怪獣の弱点や皮膚の薄いところを把握しています。「怪獣(てめーら)のことは内臓までお見通しだぜ!!」と言って、怪獣の力を使わなくても試験で結果を残そうとします。
第4話「夢を追うってのは」「そんなことどーでも良くなるくらい熱くなれんだよな」
■コミックス2巻9話
試験で受験者達と競い合ったことで、夢を追うことについて思い出したと話すカフカ。カフカは「夢を追うってのは、 一番譲れない大事な物で毎分毎秒誰かに負け続けることなんだ」「けど、 そんなことどーでも良くなるくらい熱くなれんだよな」と話します。
そして「お前が背中を押してくれたおかげだ。 ありがとうな市川」と夢を追う後押しをしてくれたレノに感謝を伝えました。
アニメ『怪獣8号』日比野カフカの口に入った怪獣の正体は?
カフカが怪我で入院している時に、虫のように飛行する謎の小型怪獣(エンディングクレジットでは「謎の幼獣」の名前)が現れ、「ミツケタ」と言ってカフカの口の中に入ります。その直後にカフカは怪獣の姿になりました。
現時点では小型怪獣の正体は判明しておらず、小型怪獣は『怪獣8号』の伏線のひとつです。小型怪獣は人間の言葉を話せることと、カフカを探していたことが分かっています。一般的な怪獣は言葉を話せないため、小型怪獣は他の怪獣とは違う特別な個体の可能性がありそうです。
どんなメリットがあって小型怪獣がカフカを怪獣にしたのかなど、今後のストーリーが進むにつれて謎が判明するのではないでしょうか。
まとめ
日比野カフカはアニメ『怪獣8号』の主人公です。年齢は32歳で、正義感が強くて誰かを助けるためには自分の身を犠牲にしてでも誰かを助けようとする性格です。
防衛隊員になる夢を諦めていましたが、防衛隊の受験年齢が引き上げられたため、もう一度防衛隊員を目指す決心をします。しかし、人間の言葉を話す小型怪獣がカフカの口に入ったことで怪獣に変身できるようになり、カフカが変身した姿は怪獣8号と呼ばれて防衛隊から敵視されます。カフカは怪獣8号であることを隠しながら、防衛隊の試験に挑みます。
アニメ『怪獣8号』カフカを演じるのは福西勝也(ふくにし まさや)さん。福西さんが演じてきたアニメキャラクターとしては、『ハイキュー!! TO THE TOP』の理石平介役、『東京リベンジャーズ』の龍宮寺堅(ドラケン)役などがあります。
(C)防衛隊第3部隊 (C)松本直也/集英社
アニメ『怪獣8号』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | 怪獣になった男 | アニオリの逃亡アクション |
2 | 怪獣を倒す怪獣 | お漏らしする32歳 |
3 | リベンジマッチ | 絶妙に可愛いキコルの煽り |
4 | フォルティチュード 9.8 | ヒーロー感溢れるカフカ |
5 | 入隊! | 宗四郎が糸目を開く! |
6 | 夜明けの相模原討伐作戦 | お手本のようなデレ |
7 | 怪獣9号 | 仲間のため体を張るレノ |
8 | 防衛隊へようこそ | 宗四郎の人外すぎる動き |
9 | 立川基地襲撃 | キコル、圧倒的なパワー! |
10 | 曝露 | 怪獣8号、出現! |
11 | 捕らわれた怪獣8号 | 長官の戦闘力 |
12 | 日比野カフカ | 「約束」の力 |