【明治安田J1リーグ】FC東京 1-2 FC町田ゼルビア (4月21日/味の素スタジアム)
DOGSOでの退場が頭をよぎったファンも多かったかもしれない…。FC町田ゼルビアのGK谷晃生が、絶体絶命のピンチでボックスの外に果敢に飛び出しスライディングで阻止。これにはファンも「今度はDOGSOを回避w」「ナイス飛び出し」と賞賛した。
注目のシーンは1-2と町田ゼルビアがリードして迎えた47分だった。守備陣の一瞬の隙を突かれた町田は、FC東京のMF遠藤渓太のスルーパスにFW仲川輝人が抜け出しピンチを迎える。このピンチに谷が勇気を出してボックスの外へ飛び出すと、ファウルスレスレのスライディングタックルでこの決定機を阻止。仲川は勢いよく倒れてPKかとも思われたが、仲川には触れておらず結果的にゴールキックで町田ボールとなった。
これには解説・播戸竜二氏も「いやまじで今の判断難しい。紙一重」とコメント。同じく解説を務めた太田宏介氏も「まずはGKに出てきて欲しいけど、ああいった対応は難しいですからね」とコメント。難しいシーンだったとコメントを残した。
このシーンに視聴者は「素晴らしい判断」「タイミングギリギリやな~wナイス!」「ナイスタックルやろこれは」「すげぇ判断力」「谷かっこいいー」「体にあたってないからノーファールやけどヒヤヒヤするなw」「全然体には当たってない」「ナイキーすぎる」とコメント欄は賞賛の声で溢れた。
谷は第7節の川崎フロンターレ戦で、川崎FW小林悠との1対1のシーンでボックス外に飛び出すと、スライディングで足をかけてしまいDOGSOで1発退場となっていた。出場停止が明けて復帰戦となったこの試合で、同じようなシーンで怖さもあったと予想できるが、勇気ある果敢な飛び出しと一瞬の判断でチームを救った。
試合は町田がこのまま2-1で勝利。6勝1分2敗で見事首位に返り咲いた。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)