将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(33)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第2局が4月23日、千葉県成田市の「成田山 新勝寺」で行われている。ABEMAの中継には、藤井名人と同じ21歳の加藤結李愛女流初段が出演。中学生でプロ入りした同学年の天才棋士の存在を、雑誌を通してチェックしていたエピソードを披露した。
加藤女流初段は、2018年7月に女流2級でプロ入り。各女流棋戦で頭角を現し、2022年のYAMADA女流チャレンジ杯で初優勝を遂げた。女流棋士として公式戦で結果を残すだけでなく、出身地の仙台市に開設された「東北研修会」の指導担当も務めている。
藤井名人とは同学年という共通点がある。子どもの頃の面識はないものの藤井名人の活躍は当時から全国区だったといい、「お名前はずっと知っていました」。当然、存在も意識していたといい「雑誌とかに出るとなると買っていました。こんなに素晴らしい人がいるんだなーって、何度も読んでいました」と当時を振り返った。
現在は藤井名人が年間を通してタイトル戦を戦う激務の中にあるため、加藤女流初段も“遭遇”のチャンスはないようだが、小・中学生時代のエピソードにファンも注目。「聡太とユリアのトーク見たい」「出世が早すぎてw」「こういう会話いいねえ」「雑誌買ってたんだ!おお」と今後の活動に期待する声も寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)