【ラ・リーガ】ヘタフェ 1-1 ソシエダ (4月21日/コリセアム・アルフォンソ・ペレス)
【映像】久保建英、パス→インナーラップ→クロスで打開した10秒間
途中出場のソシエダFW久保建英が、チームの潤滑油となり流れを変えた。日本代表FWは右サイドから味方との流れるようなパスワークで相手を崩してチャンスを演出したのだ。これにはファンから「久保くんええやん!」と賞賛の声が多く寄せられている。
61分、右サイドで久保がボールを持つと流れるような連係でチャンスを生み出した。日本代表FWは右サイドの深い位置のスペースに走り込んだソシエダMFアルセン・ザハリャンにパスを出すと、インナーラップしてボールを引き取る。もらったパスは少し浮いたボールだったが見事なコントロールでトラップして相手ボックス内に侵入。そこから久保は緩急をつけたドリブルで相手を剥がして右足でグラウンダーのクロスを入れた。最終的にそのクロスはファーサイドにいたFWシェラルド・ベッカーに届く前にヘタフェGKダビド・ソリア・ソリスにキャッチされてしまったものの、個人でサイドを打開することに成功したワンシーンだった。
このシーンにファンは「久しぶりに久保君のプレー見るけどやっぱうまいわ」「久保くん絡まないとまともに前進できない」「久保頼みやん」「やっぱり久保くんが入るとゴールラインまで使った攻めの形ができてくる」と絶賛している。
データサイト『Sofascore』によると、後半頭から途中出場した久保はキーパス1本、ドリブル成功数3/3と素晴らしいスタッツを残し攻撃に違いを生み出した。しかしスペイン紙『as』の選手評価では「蓄積された疲労と身体的なマイナートラブルのためか、彼は試合内容も自信もスランプに陥っている」と少々手厳しい評価を受けた。試合は1-1の引き分けで終了している。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)