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【映像】苦渋の表情のちスーパーセーブをした伊達

 ここで諦めるのは、この勝負を諦めていないから。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ4月25日の第2試合。KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)がライバルのロン牌をビタ止め。そのプレー内容と我慢の表情に放送席も騒然となった。

【映像】苦渋の表情のちスーパーセーブをした伊達

 場面は南2局。親番で仕掛けたKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)が二万と7筒のシャンポン待ちでテンパイ。さらにU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)が3・6索待ちの平和でリーチをかけ、伊達は追い込まれた。自らの手はドラ4索2枚を持ったチャンス手。12巡目にテンパイしたものの、打ち出す牌は小林のロン牌、6索だ。

 解説の村上淳(最高位戦)は「ああ!どうすんのさ!?親(渋川)には通りそうなんだよな」と言及。さらに小林の河が強いことから「小林のマンズもソウズも全部リャンメンが残っているリーチに『6索1牌くらいいいじゃない』と(勝負に)行くか!」と伊達の選択を待った。実況の日吉辰哉(連盟)は「これ打つかもしれないですね」と展開を予想した。

 しかし伊達は河を一瞥すると、自らを納得させるように小さく頷き、グっと耐えて打4筒。ツモれば満貫のチャンス手を諦めた。この選択に村上は「さすが朱里紗・伊達!これはダテじゃないね!」と脱帽。視聴者も「流石だわ」「これは凄い」「誘惑に勝った」「やっぱりうまいのよ」「はあああ??強すぎ?」と驚きの声を寄せていた。

 結果は渋川が6索を掴み、小林に軍配。村上は「これは伊達朱里紗、見事ね!」と絶賛。改めて視聴者からも「伊達ちゃんすげぇぇぇ!」「実力ナンバーワン伊達」「伊達ちゃん強いなあ」と感嘆の声が止まなかった。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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