【ブンデスリーガ】フライブルク 1-2 ヴォルフスブルク(日本時間4月27日/オイローパ・パルク・シュタディオン)
フライブルクのMF堂安律が、ヴォルフスブルク戦で見事なプレーで先制点を演出した。相手最終ラインの裏に抜け出して、圧巻のトラップから右足でクロス。このボールが相手に当たってゴールに吸い込まれてオウンゴールとなり、視聴者も「ほぼ堂安のゴール」と歓喜した。
注目のシーンは41分。フライブルクが右サイドを中心にゆっくりとボールを展開すると、最終ラインのロングボールから一気に前線へ。このパスに抜け出したのが堂安だった。日本代表MFはロングフィードに対して吸い付くような左足でのトラップからボックス内へ侵入すると、中央にグラウンダーのクロスを送った。
すると、このパスがヴォルフスブルクのDFセバスチャン・ボルナウの足に当たってボールはゴールへ。GKクーン・カステールスも不意をつかれた形となってネットが揺れ、フライブルクが先制に成功した。
ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの安田理大氏は、「70%は堂安選手のゴールですね。堂安選手は、本当にボールコントロールがめちゃくちゃ上手い。簡単にするからみんな気づかないですけど、一発で自分のマイボールにしちゃう。そのあたりの技術は本当にすごいですね」とゴールシーンのトラップを絶賛した。
さらに視聴者も、「堂安やばいな」「実質堂安」「堂安の抜け出し神!」「トラップ最高だろ」「絶好調やん」「OG誘発」「きたー!」「ラインブレイク綺麗すぎる」と大興奮の様子だった。
堂安は4月14日のダルムシュタッド戦でゴール、4月21日のマインツ戦でアシストを記録しており、これで3試合連続のゴール直接関与。ブンデスリーガ直近7試合だと3ゴール・2アシスト・1オウンゴール誘発と絶好調だ。
ただ、フライブルクは61分にDFキリアン・シルディリアが危険タックルで退場したことが響き、82分と90分に失点。1-2で逆転負けを喫している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)