緊迫の場面でまさかのハプニング ノーテン状態で「リーチ」宣言の誤発声 ファン騒然/麻雀・Mリーグ
【映像】ファン騒然、ノーテンリーチの瞬間

 予期せぬ事態に放送席やファンが騒然。4月30日、プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズの第1試合では、U-NEXT Piratesの仲林圭(協会)がノーテン状態から「リーチ」の誤発声をする一幕があった。

【映像】ファン騒然、ノーテンリーチの瞬間

 南3局でのことだった。当試合は起家から仲林、赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)の並びで開始。この時点で2着目だった仲林は、四万・八万・白と対子が3つある配牌だった。第1ツモでは9筒も対子に。3巡目には5索も対子とし、七対子のイーシャンテンまで進んだ。

 「これは動かないか」。ここまで放送席はポンでの早アガリを予想していたものの、仲林は七対子へ。北・發・中のいずれかが対子となればテンパイする形の中、白を引いたところでハプニングが発生した。「おっとっとっとっと、珍しい」。ここで仲林は、何故か「リーチ」を宣言。だが、ノーテンであることに気付き、途中で止めた後に誤発声を申告した。

 これにより仲林は同局、審判の指示によりアガリ放棄に。「これは事件ですよ」と解説の土田浩翔(最高位戦)が驚くと、多くのファンからも「珍しすぎる」「プレッシャーあるんやね」「緊張感」「人間だもの、そんなこともあるさ」などとコメントが寄せられた。

 なお、同局は数巡後に親番の松ヶ瀬がリーチをかけるも、松ヶ瀬、日向、渡辺のテンパイで流局した。試合後、Mリーグ機構からは、今回のプレーについて公式Xで説明が行われた。本来であればルール上ではリーチと発声した時点で、ノーテンリーチも確定しチョンボで20ポイントの減算となるところ。ただ今回のケースは最終決定者である審判の指示によるもので「今回の裁定は成立するものとし、該当の局及び試合の結果に変更はないものといたします」と伝えられた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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