どこまでプロは場を読めるのか。視聴者の想像を超えるプレーが続けて飛び出した。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ5月2日の第1試合。2人の選手がスーパーセーブを披露。プロの妙技に触れたファンからは、驚きや歓声など、様々な反響が寄せられた。
南1局1本場、全員がテンパイでぶつかった。KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)はカン5筒、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)がカン五万、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)のカン6索に赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)はカン5索という全員がカンチャン待ちでテンパイ。
まず伊達が7索を引く。打5索とすればカンチャン待ちから三面張への変化となるため、放送席は伊達の放銃を予想した。しかし伊達はこれをツモ切り、カン6索待ちのままとして、放銃を回避した。これにファンからは「なんでなんやろ?すげーな」「止まるのすごいわ」「切らないだろこれ」「天才じゃん」と次々に声が上がる。
さらに終盤、今度は小林が伊達の当たり牌である6索を引くと、場を一瞥してテンパイ外しの打8索で放銃回避。解説者は「お見事!」と絶賛、ファンも「止まるのが凄いわww」「さすがこばごー」「えっらあああ」「コバゴーもすげぇなぁ」「これはすごい!」と連続スーパーセーブに驚きの声が止まらない。
その後も「スゲ〜」「すごい卓になってきた」「これは両者すごいわ」「こうゆうの待ってた!」とコメントが殺到。全員がテンパイしたまま流局した。鮮やかな打ち回し、そして美しすぎる結末。次局に移っても「さすがプロ」「プロってすげえ」「これがプロやなあ」「この局美しすぎるな」とファンのコメントは止まなかった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)