【チャンピオンズリーグ】ドルトムント 1-0 パリSG(日本時間5月2日/ジグナル・イドゥナ・パルク)
キリアン・エンバペには3人ついていても足りないようだ。パリSGのフランス代表FWが完全に囲まれて塞がれるも、意表をつくチップパスでチャンスメーク。これにはファンからも称賛の声が相次いだ。
注目のシーンはパリSGが0-1で追いかける展開で迎えた72分だった。エンバペが最も得意とするボックス左角やや手前の位置でボールを受けると、ゆっくりとドリブルでボックス内へ侵入。ドルトムントDF人は3人でシュートコースを塞ぐように対応してきたが、その警戒を嘲笑うかのように右足でチップキックのパスを送り相手守備陣を無効化した。
このパスに反応したFWウスマン・デンベレがシュート。これは惜しくも相手GKグレゴール・コベルの好セーブに阻まれるも、エンバペがずば抜けた技術とゴール前の落ち着きでチャンスを作ってみせた。
このプレーに解説を務めた風間八宏氏は、「完全にドルトムントの選手みんながシュートコースを切りにきましたからね。3人ですからね、それだけ怖いでよね。先ほどのシュートをみせられてますから」と50分に見せた近い位置からのシュートを例に出して、DF陣が感じる怖さに共感を示した。
さらにファンからも、「あそこ通すのか」「斜めのパス上手かったなー」「パスもできるのずるいやろ」「エンバペまじかよw前3、4人くらいいたのに浮かしてパス出したよ」「うま」とその意表をついたループパスを称賛する声が相次いだ。
サッカーサイト『FotMob』によると、エンバペはこの試合でタッチ数52回、パス成功率83%、ドリブル成功率29%と、自慢の加速を活かしたドリブルは影を潜めた。試合はこのままドルトムントに1-0で勝利し、パリSGは5月8日のセカンドレグで逆転での決勝進出を目指す。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?