【MLB】ドジャース4‐3ブレーブス(5月3日・日本時間4日/ロサンゼルス)
ここ一番での一打に興奮が抑えきれなかったようだ。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン復帰を果たしたこの試合、延長戦にもつれ込んだなかで大谷が値千金となる同点タイムリーヒットを放った。その後の一塁コーチとの恒例儀式で、大興奮の大谷がやや暴走。ベースコーチにまさかの事態が起こった。
ドジャースが1点ビハインドで迎えた10回裏、マウンド上にはブレーブスの守護神で元エンゼルスのイグレシアス投手が立ち、先頭のベッツ内野手をライトフライに打ち取り、1死二塁という場面で大谷の打席が回ってきた。
ここまで2打数ノーヒット、2四球とヒットが出ていない大谷。しかも得点圏では打率.184と勝負弱い点も指摘されていたが、かつてのチームメイトとの対決に燃えたか、カウント1-2と追い込まれた4球目、142キロのチェンジアップを大谷のバットがとらえた。
打球はイグレシアスへとはじき返すような当たりでセンター前ヒットとなり、二塁ランナーのテーラーが生還。ここ一番のところで同点打を放ち、大谷も興奮した様子で一塁ベースに到達した。
興奮している中でヒット時のお馴染みパフォーマンスである「頭コツン」を一塁ベースコーチとともに行ったのだが、興奮を抑えきれない大谷の力が強すぎたのか、ベースコーチのヘルメットが浮き上がるというハプニング。過去には反対に大谷のヘルメットが浮き上がるシーンも見られたので、今回は珍しく逆バージョンとなった。
まさかのハプニングとなった中で視聴者は「吠えてる」「キング翔平」「大谷さいこー」と大谷を絶賛するコメント、感情がたかぶる大谷の姿を珍しがるコメントが見られた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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