リアル麻雀ロボ・小林剛、ファイナルver.再び!2度目の栄冠へ価値絶大のトップ「うまいこといきました」/麻雀・Mリーグ
【映像】上機嫌に話す小林剛

 ファイナル仕様の麻雀ロボ、初は最高の形で決まった。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」ファイナルシリーズ5月6日の第2試合はU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)がトップ。2019-2020シーズン優勝の立役者がリーグ史上初となる2度目の優勝を目指す。

【映像】上機嫌に話す小林剛

 試合は起家からEX風林火山・二階堂瑠美(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)、赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)、小林の並びでスタート。小林は序盤からリーチや仕掛けを駆使して、アガリを連発。今期レギュラーシーズンでは不調に見舞われ、あわや個人最下位(36人中30位)と苦しんだ。このファイナルでリベンジ達成となれば、その苦労も報われる。

 トップ目のまま小林は南3局、たろうからリーチで満貫をゲット。リードを広げたものの、ラス親で迎えた南4局、小林の立場はやや難しかった。2着目瑠美とは9600点差で満貫ツモではマクられる。中盤に入った5・8筒待ちの平和を、流局時に伏せられるようダマテンとすると、高目の5筒でツモ。ツモ・平和・三色同順の7800点で望外の高打点が決まった。

 これでダントツとなった小林、その後に入ったテンパイは迷うことなくアガりまくる。この親番、計5回のアガリでさらにリードを広げ、同5本場にたろうのリーチに対して受けに回り、ようやくノーテン流局で決着した。第1試合でラスを引いた瑞原明奈(最高位戦)の失点をすぐさま取り返すトップで、チームは2位EX風林火山に53.5ポイント差を付け首位キープだ。

 2着落ちもあり得るオーラスを経て、終わってみれば大トップ。小林はこの試合を「うまいこといきました、いろんなことがあったんですけど」と切り出して「2900点もいっぱいアガりましたね。一応高い手を狙っていた。でも『リーチするほどじゃないか』みたいになって、安くなりました」と照れ笑い。

 あっという間に終わる短期決戦、小林は「優勝目指して頑張っていきますので、あと2週間楽しんでください!」とMリーグファン全体へ思いを伝え、ファンからは「このトップでチーム雰囲気よし」「コバゴートップええなあ」「優勝した年の船長や」「さすが船長」「かっこいいな今日のこばごー」と次々に賛辞の声が届いていた。泣いても笑ってもあと7節。優勝を知るリーダーに、さらなる期待がかかりそうだ。

【第2試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)6万1500点/+81.5
2着 EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)1万9100点/▲0.9
3着 KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)1万5900点/▲24.1
4着 赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)3500点/▲56.5

【5月6日終了時点での成績】

1位 U-NEXT Pirates +310.1(2/16)
2位 EX風林火山 +256.6(2/16)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +88.9(2/16)
4位 赤坂ドリブンズ ▲62.6(2/16)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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