5月2日より順次放送中のアニメ「うる星やつら」第39話では、声優の村瀬歩が演じる潮渡渚が初登場した。男性声優が演じているとは信じられない可憐な声が「完全に女の子の声だった」「村瀬さんのお芝居ほんと最高」と話題になった。
アニメ「うる星やつら」は、数々のヒット作を生み出してきた大物漫画家・高橋留美子氏のデビュー作が原作。小学館創業100周年を記念し、2022年10月から4クールにわたってテレビアニメ化されている。ガールハントが趣味の諸星あたる(CV:神谷浩史)と、彼に恋する鬼族の美少女・ラム(CV:上坂すみれ)を描いたドタバタラブコメディだ。
前回放送の第38話では、水乃小路母(CV:三石琴乃)が娘の水乃小路飛鳥(CV:M・A・O)に男性恐怖症を克服させようとした。しかし飛鳥は、「いくらお母さまの命令といえど、こればかりは……」と拒み、母親に攻撃を仕掛けた。
飛鳥は一見かわいらしい少女だが、実は戦車を破壊するほどの怪力の持ち主で、運動神経もバツグン。しかし、それを上回るパワーとスピードで、水乃小路母は娘を押さえつけた。パワフルな母親に、「母は強し(物理)」「普通に戦闘能力高かった」「お母様メッチャ強い」と視聴者は圧倒されていた。
最新話の第39話「渚のフィアンセ」では、藤波竜之介(CV:高垣彩陽)の許嫁を名乗る幽霊の渚が初登場した。謎の死を遂げた渚はこの世に未練があるようで、「あたし、一度だけ許嫁の竜之介さまとキスしたいの」と言い出した。
渚役を演じた声優の村瀬歩は、持ち前のハイトーンボイスで、中性的な役柄はもちろん、女性キャラ役を演じることも多い。男性声優とは信じられない可憐な演技に、「村瀬さんのお芝居ほんと最高」「途中までマジで女性声優かと思いました」「完全に女の子の声だった」と反響が広がった。
■第39話
「渚のフィアンセ」あらすじ:
竜之介の父が、無人島を買ったとのことで、あたるら一行は、その無人島で営む浜茶屋へやってきた。破格すぎる金額で購入した無人島には案の定“何か”があり、竜之介のフィアンセを名乗る幽霊が出た……。
「妖精のパラソル」あらすじ:
テンがきらっと光った水たまりを覗き込むと、水面から“子どもの夢を叶える”という妖精の姿が。その妖精は、無くしてしまった大事なパラソルをテンに探してほしいとお願いする。
(C)高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会