Z世代が恐れるイロハラ…!?大学受験“赤本”の表紙がリニューアル 「鮮明な赤にプレッシャーを感じる」「威圧感があっていかめしい」 ABEMA的ニュースショー千原ジュニア,田中萌 2024/05/09 06:50 拡大する 大学入試過去問の代名詞的存在である、通称「赤本」が70周年を迎え、デザインをリニューアルした。その背景には、Z世代への配慮があったという。【映像】柔らかい印象?リニューアルした“赤本” これまでの赤本は、鮮やかな赤色が特徴的だったが、新デザインでは上部にグリーンのパステルカラーを採用し、表紙で最も重要視される大学名の文字も若干細くなり、全体的に柔らかな印象に変わった。 出版元の教学社が高校生にヒアリングすると「鮮明な赤にプレッシャーを感じる」「威圧感があっていかめしい」との声が寄せられたという。もはや赤は色ハラスメント「イロハラ」となるのだろうか。これに対し、明星大学心理学部の藤井靖教授は「赤は効果として、緊張や興奮につながる、あるいは人を覚醒させる」と説明。また、「心理学的には、Z世代の(赤が威圧的という)感覚というのは、自分のパフォーマンスを最大限発揮させるための環境作りという側面で正しいと思う」と、Z世代の感覚を肯定した。 続きを読む 関連記事