将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第3局が5月8日、東京都大田区の「羽田空港第1ターミナル」で行われている。前日に会場入りした藤井名人は、初の“空港対局”に「楽しみにしてきました」との印象を語った。
初防衛を目指す藤井名人と5期ぶりの復位を狙う豊島九段の激突となった頂上決戦。第3ラウンドの舞台は、“日本の玄関口”・羽田空港第1ターミナルだ。昨年8月には藤井名人の就位式が開催されたことでも知られているが、タイトル戦は初開催。ターミナル内にどのような対局場が用意されるのか、大きな注目ポイントとなっている。
対局前日の7日に会場入りした藤井名人は、「私も空港内で対局するのは初めてなので、どんな感じなんだろうと楽しみにしてきました」と笑顔を見せる場面も。「対局室からも飛行機が見えるので、長い時間の対局となりますが、たまにそういった景色を見てリフレッシュしながら指せればと思います」。挑戦者の豊島九段も「飛行機が見える部屋での対局ということで楽しみです」。両者ともに、いつもとは違った雰囲気を楽しんでいる様子だった。
8日に対局が始まると、視聴者も興味津々の様子で「ちょっとエンジン音聞こえる?」「移動には便利な場所だよね」「景色見えるのいいね」「窓の外見たい」「珍しくていいじゃん」「夜の景色たのしみ」など様々なコメントが寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)