将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第3局が5月8日、東京都大田区の「羽田空港第1ターミナル」で行われている。本局の戦型はシリーズ初となる「雁木」に。今後の展開に大きな注目が集まっている。
藤井名人の2連勝で迎えた第3局“羽田対局”。空港ターミナルの会議室内に特設された対局場の窓からは、駐機場を見下ろすことができる。本局は後手の豊島九段が雁木を採用、藤井名人が急戦で仕掛ける戦いとなった。
ABEMAの中継には、現地で副立会を務める阿部光瑠七段(29)が出演。これまでの展開について、「千日手になりやすそうな将棋。藤井名人がどのように打開していくのかに注目。ただ、豊島九段も相当研究されてこの場に臨まれていると思うので、後手も千日手以外の秘策があるのかもしれない」と印象を語った。
今後両者がどのような構想を描いているのか。1日目から緊張感が高まっている対局から目が離せない。持ち時間は各9時間の2日制。
【昼食の注文】
藤井聡太名人 黒毛和牛ハンバーグとアンガスステーキのコンビ、アイスウーロン茶
豊島将之九段 にぎり寿司盛り合わせと温そば
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太名人 7時間38分(消費1時間22分)
豊島将之九段 7時間42分(消費1時間18分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)