Appleはこれまでよりさらに薄くなった新型「iPad Pro」の発表を行ったが、プロモーション映像の表現手法に疑問の声が相次いでいる。
独自に開発したM4チップを搭載し、消費電力を抑えながらAIを使ったアプリなども高速で処理できる新型iPad Proの発売を発表したApple。画面サイズは11インチと13インチの2種類で、厚さがそれぞれ5.3mmと5.1mmに薄型化している。
この新型iPadの発表に関連して物議を醸しているのが、発表イベントで公開され、ティム・クックCEOもXで紹介したプロモーション映像だ。巨大なプレス機に次々と押しつぶされていくゲーム機や楽器、カメラ、画材などのツールたち。全てが破壊され、そこから新型のiPadが出てくるというエンディング。
クリエイターたちがこれまで使ってきたツールが、iPad Pro1枚に詰まっているという主張のように見える内容にSNSでは「いろんな人の思いや歴史が詰まったものを破壊して新しいものを作りました!って傲慢さが押し出されてて不愉快」「Appleはクリエイターとともにあるんじゃなかったの?」などの反応が。
物が壊されること自体に嫌悪感を示す人や、今回のPR手法に失望したというAppleユーザーからの批判の声が相次いだ。
一方で、「単なる映像表現の1つ」といった意見や「謝罪や公開停止を求めるのは行き過ぎではないか」というコメントも寄せられている。(『ABEMAヒルズ』より)
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