急遽始まった選手同士の会話。何が起きたのかと、視聴者も騒然となった。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」ファイナルシリーズ5月9日の第2試合。牌の汚れに気付いた選手が試合の進行を止めるハプニングが発生した。
南1局2本場、東家のKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)がリーチをかけた場面。南家のEX風林火山・勝又健志(連盟)が牌山を指差し「一旦、進めます…?」と口にした。西家の赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)も牌山をのぞき込み、北家のU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)は「一旦、止めます…?」と相談の声。ここで試合は一時中断となった。これに視聴者は「ん?」「おや?」「内緒話」「おん?」と次々にコメントを寄せた。
映像が放送席に切り替わると、解説の藤崎智(連盟)が「牌に汚れが付いているということで…」と状況を説明した。その後、運営の判断により選手が一度中座し、牌を清掃した上で試合が再開された。またこの局は最後まで打ち終え、その後に再び中断。今度は牌を全て入れ替え、さらに枚数のチェックを経た上で試合再開となった。
白熱の試合が突如中断のハプニング。合間は実況の日吉辰哉(連盟)が過去のファイナルの歴史を語り、場を繋いだ。無事に再開されると視聴者は「良い話だったよ」「タツヤ日吉のすべらない話」「日吉いつもありがとう」と日吉へ感謝の言葉を投稿していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)