【写真・画像】いくら何でも無茶すぎる!3台並走の大混戦バトルで「間に入った」 “板挟み”から急加速!?シビックタイプRが抜け出した“神業オーバーテイク”の瞬間 1枚目
【映像】3台並走から“急加速”の決定的瞬間

 シビックタイプRとフェアレディZの激しい3位争いが、GT300の車両を巻き込む3台並走の壮絶なコーナーバトルに発展。進路を塞がれ、絶望的なシビックだったが、“板挟み”状態から神業オーバーテイクに成功。サーキットが熱狂する瞬間となった。

【映像】3台並走から“急加速”の決定的瞬間

 5月4日、史上初の「3時間レース」フォーマットのもと、富士スピードウェイで開催されたスーパーGT 第2戦決勝。GT500クラスでは、ARTAの野尻智紀(#8 MUGEN CIVIC TYPE R-GT)とMOTUL AUTECHのR.クインタレッリ(#23 Z)による熾烈な3位争いが、GT300クラスを巻き込みながら展開された。

 レースは71周目、8号車の野尻はストレートでスリップストリームを利用し、23号車の前方に飛び出す。しかし、続く第1コーナーでは、前方のGT300車両に抑えられ、進路を塞がれてしまった。思うようなポジションに飛び込めなかったものの、野尻はなんとか前方の車両をかわして23号車と勝負を続行。

 野尻はアウトにGT300車両、インに23号車という“板挟み”の難しい状態でコーナーを曲がると、コーナー出口の絶妙なタイミングで加速を図る。見事23号車を出し抜き、真ん中から堂々とオーバーテイクに成功した。

 この“神業オーバーテイク”に、ファンはSNSで「マジでめっちゃ熱かった」「コーナー出口で3ワイドはエグい!」と大興奮を見せていた。

 以降も8号車は、レース終盤まで順調に表彰台争いを進めていたが、まさかの残り10分でアクシデントが発生。マシン駆動系のトラブルによりピットインするも、復帰は叶わず、レース終了目前で無念のリタイアとなった。

ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)

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