美人雀士の目に、勝利の願いが溢れ出した。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2023-24」ファイナルシリーズ5月10日。チームを応援するU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が控室でモニターを見ながら目に涙。この様子にファンは感動と同情のコメントを寄せた。
第1試合、チームからは鈴木優(最高位戦)が登板した。赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)に親倍満をツモられるなど苦しい滑り出し。自身もアガリを決めるが、南1局にEX風林火山・勝又健志(連盟)へ放銃した満貫が響き3着で終了した。この試合を見守っていた瑞原は控室のモニターへ釘付け。顔の前で手を合わせ、さらに唇を震わせて、その目には光るものがあった。
この様子にファンは「みずにゃん泣かないで」「みずにゃん・・・」「あきなの祈り届かず」「みずにゃんが泣いている」「あきな泣いてる」と次々に感動、そして同情のコメントを寄せた。
瑞原は6日の自身初登板でラス、インタビューでは悔しさを露わにしていた。9日も3着に終わり、思うようにポイントを増やせない展開が続いたことで、その胸には思わず熱くなるものがあったのかもしれない。さらにこの日の第2試合ではエース小林剛(麻将連合)がトップ目から転落する3着。チームにとっては苦しい一日となってしまった。それでもまだ首位。EX風林火山に迫られているが、優位に変わりはない。いよいよ最終決戦も後半戦、瑞原が登板となれば、この思いを晴らすべく奮闘するはずだ。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)