【MLB】パドレス2-1ドジャース(5月10日・日本時間11日/サンディエゴ)
ドジャースの大谷翔平投手の右腕が、相手選手と接触。その瞬間は逆に相手野手を心配するなど何事もなかったように振舞ったが、昨年手術した右肘だけに、ベンチに戻って気になる仕草を見せる様子をカメラが捉えており「何もありませんにように」「大丈夫か」と心配の声が相次いだ。
ナ・リーグ西地区の首位攻防戦となるパドレス戦に「2番・DH」で先発出場した大谷。問題のシーンは1点を追いかける6回だった。
前の打席でパドレスのキング投手から3試合ぶりの安打を放った大谷は、先頭で迎えた第3打席で3球目のチェンジアップに手が出てファーストゴロに倒れた。一塁ベースを全力で駆け抜ける際に、パドレスのクロネンワース内野手に接触。右手が相手にぶつかっており、一瞬ヒヤリとする場面だった。
しかし大谷はむしろ相手を気遣う様子を見せて、自身は何事もなくベンチへと下がっていく。ABEMA解説を務めた石井一久氏は「接触したときに腕を振っていたから心配」とコメントし、同じくゲスト解説の館山昌平氏も「右手は怖いですね」と心配の様子。
すると大谷自身もベンチに戻ると右手を振って気にする様子をカメラが捉えていた。この様子にファンからは「何もありませんように……」「大丈夫?」「気にしてるね」「やめてくれー」など、大谷の状態を心配する声が相次いだ。
大谷は昨年9月に右肘の手術をしており、現在はリハビリ段階。今シーズンは打者に専念しながらも合間に投手練習を再開しており、この日のパドレス戦前には手術後最多の70球を投げるなど強度を高めていた。早ければ今シーズン終盤の二刀流復活が期待されていただけに、第3打席での接触が心配されたが、その後も大谷は出場を続け、8回には松井裕樹から左中間を破るツーベースを放つなど奮闘した。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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