<大相撲五月場所>◇初日◇12日◇東京・両国国技館
大相撲夏場所が幕を開けた。腰痛による途中休場明けの横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)は新たに左脇腹痛を抱えて本調子ではない。そんな中、初日から黒星を喫し、国技館には座布団が舞った。大混戦が予想される優勝争いを制すのはーー?
照ノ富士は、先場所、尊富士(伊勢ヶ濱)と優勝争いを演じた新小結・大の里(二所ノ関)とぶつかり、掬い投げで敗れた。ABEMAで実況を務めた清野茂樹アナウンサーは「何という初日でしょうか!」と驚き、同じく解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「調子が良い横綱ではないのは確かなんですけどね。まわしが取れなかったね。大の里が上手かった。攻め方を変えましたね」とコメントした。
琴ノ若改め、大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)は、前頭筆頭・大栄翔(追手風)に押し出しで敗れ、黒星を喫した。また、かど番大関の霧島(音羽山)も、前頭二枚目・豪ノ山(武隈)に押し出しで敗れ黒星スタート。コメント欄には「おいおい…」「どうした?」など大関らしい相撲が取れていない霧島に対し心配する声が寄せられていた。
続く、大関・貴景勝(常盤山)は、前頭二枚目・平戸海(境川)に何もできず押し出しで敗れた。大関・豊昇龍(立浪)は、前頭筆頭・熱海富士(伊勢ヶ濱)に上手投げで敗れ、なんと1横綱4大関が敗れるという結果となった。花田氏は「スタジオもシーンとしちゃって…どうしようっていう感じに」と波乱の展開に素直な思いを明かしていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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