【MLB】パドレス4-0ドジャース(5月12日・日本時間13日/サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が今季8試合目の先発登板で、強豪ドジャース打線を相手に7回で今季最多となる101球の力投、2安打無失点7奪三振1四球と圧巻の内容で、今季3勝目をあげた。これで日米通算199勝目となり、大台となる200勝にあと1勝と迫った。
5月に入り今シーズン初勝利を含む2連勝中と好投を続けているダルビッシュ。ここまで7試合に登板し、33回2/3を投げて2勝1敗、自責点11、防御率2.94を残していた。ドジャースとの対戦は今季3度目。ここまでの2試合は8回2/3を投げて自責点3、防御率3.12と“最強打線”を相手に安定したピッチングを見せていた。
自身にとって3連勝、今季のドジャース戦初勝利に期待がかかるこの日、現地12日はマザーズデイということで、ピンクのグラブにスパイクの紐もピンクの姿でマウンドに上がったダルビッシュ。初回はベッツ内野手をセカンドフライ、フリーマン内野手をライトフライ、スミス捕手をショートゴロに打ち取り三者凡退の好スタートとなった。
その裏に2者連続ホームランで2点をリードすると、2回はストレートとスライダーを軸にドジャース打線を翻弄。セカンドフライ、ショートフライ、キャッチャーゴロと文句なしの投球を見せる。さらに3回も空振り三振、ライトフライ、見逃し三振でスコアボードに0を並べていく。
2巡目に入った4回もベッツをライトフライ、フリーマンを空振り三振、スミスをライトフライに打ち取り、パーフェクトピッチングを継続。5回も空振り三振、ライトフライと簡単に2つのアウトを奪ったが、パヘスに四球で出塁を許すと、続くK.フェルナンデスにはライト前ヒットを許した。しかしロハスをセンターフライに打ち取り、この回も0に抑えた。
勝利投手の権利を手にした後の6回は先頭バーンズをレフトフライ。打順が上位に戻った後ベッツに左中間への二塁打を打たれ、この試合初の長打を許したが、フリーマンをセンターフライに。勝負強いスミスも空振り三振に打ち取ると雄叫びをあげた。7回は先頭のT.ヘルナンデスをサードゴロに。続くマンシーを空振り三振。パヘスからも空振り三振を奪い球場のファンを大いに沸かせた。
ベンチでは腰の張りの影響で試合を欠場したドジャース大谷翔平投手が見つめる中、今季最高と言える内容を見せたダルビッシュ。次の試合では節目の日米通算200勝達成だ。
試合後、NHKのインタビューに応じたダルビッシュは「全体的にメカニクスもよくて、投げているボールもよかった。前回はまだ探り探りでしたが、真っ直ぐも走っていてそれで押していけました。ゲームプランはこうしていこうとはなかったですが、相手の調子、自分の調子も見ながらでした。ドジャース打線は後半戦が強いので、0点に抑えられてよかったです」と笑顔。母の日での登板については「自分の妻、母親も支えてくれているので、それを胸に投げました」と語った。日米通算200勝に向けては「なるべく早く達成して、気が楽になりたいです。しっかり調整して次に臨みたいです」とコメントしていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
(C)aflo
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