プロ野球(NPB)の開幕から1カ月以上が経過しました。セ・パ両リーグとも大きく独走するチームはなく、混戦模様が続いています。今年も秋口まで熱い戦いを繰り広げてくれそうです。この記事では、プロ野球の試合をテレビやインターネットで視聴する方法(文中の価格はすべて税込で表記)をご紹介します。
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目次
- 【地上波・BS】地上波・BSでのプロ野球放送
- 【CS・配信】スカパー!プロ野球セットのプロ野球放送
- 【配信】DAZNのプロ野球放送
- 【配信】ABEMAのプロ野球放送
- 【その他】その他のプロ野球放送
- 無料でプロ野球のネット配信を視聴する方法は?
- まとめ
【地上波・BS】地上波・BSでのプロ野球放送
プロ野球の試合はNHK総合やNHK BSをはじめとして、地上波やBSでも放送されます。ただし1つの球団の試合をすべて放送することはなく、不定期での放送です。また放送する地域も限られています。
とくに地上波で放送する試合は直前に決まることもあり、放送スケジュールのチェックは必須です。もちろんNHKの受信料は必要で、衛星契約で月額2,170円(2カ月払いの場合)となります。
【CS・配信】スカパー!プロ野球セットのプロ野球放送
「スカパー!プロ野球セット」では12球団の全試合を完全生中継で放送します。同セットは2024年シーズンにおいてプロ野球の公式戦すべてを網羅する唯一のサービスです。
同セットを契約するとテレビ中継だけでなくインターネット配信でも視聴が可能です。インターネット配信では、PCはもちろん専用アプリを利用することでスマホやタブレットでも視聴できます。
料金は基本料金込みで月額4,483円(月額4,054円+基本料429円)となりますが、テレビで中継を視聴するにはアンテナが必要です。お住まいの環境によってアンテナ設置に費用がかかる場合があるため確認が必要になります。アンテナ設置ができない場合でも、インターネット環境があれば配信での視聴は可能です。
【配信】DAZNのプロ野球放送
DAZNでは広島東洋カープの主催試合と中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツの一部試合を除き、全試合をインターネットで配信しています。DAZNの特徴は見逃し配信です。生配信を見ることができなくても、一定期間であれば見逃し配信で何度でも見返すことが可能です。そのため仕事や学校などでリアルタイム観戦できないことがある方へ、おすすめのサービスとなります。
またDAZNは複数のプランが用意されています。そのなかでNPBの試合を見るのにおすすめなのは、野球専用プランの「DAZN BASEBALL」で料金は月々2,300円(年間27,600円)です。支払い方は年間プラン月々払いのみとなっています。
JリーグやF1などその他のスポーツも楽しみたい場合は、「DAZN Standard」がおすすめです。同プランは月額4,200円で年間一括プランだと32,000円で、実質月額2,667円となります。
【配信】ABEMAのプロ野球放送
ABEMAでは5月13日より、J SPORTSオンデマンドが視聴可能になる新プラン「ABEMA de J SPORTS」を提供開始しています。月額2,180円で、J SPORTSで提供されている広島東洋カープ・中日ドラゴンズ・横浜DeNAベイスターズの主催試合を生中継で視聴できるほか、現在23チームが参加し、3つのディビジョンに分かれて開催されているジャパンラグビー リーグワンなど他のスポーツも生中継で視聴可能です。
料金は「ABEMA de J SPORTS」の開始を記念し、ABEMAで5月19日23時59分までに登録すると、通常月額2,180円のところ、初月は月額500円となるキャンペーンを実施します。また、5月20日0時~5月31日23時59分までの期間に登録すると、月額1,000円で利用可能となります。なお、Amazon決済は「ABEMA de J SPORTS」初回登録キャンペーンの適用対象外となりますので注意してください。また、6月1日0時以降に登録すると、通常の月額2,180円となります。
【その他】その他のプロ野球放送
「スカパー!プロ野球セット」や「DAZN BASBEBALL」以外にもプロ野球を視聴する配信サービスは複数あります。ここでは球団ごとにまとめます。
●セ・リーグ
阪神:虎テレ(月額660円)
広島:J SPORTSオンデマンド野球パック(月額2,178円)
DeNA:J SPORTSオンデマンド野球パック(月額2,178円)、U-NEXT(月額2,189円)、ニコニコプロ野球チャンネル(無料)
巨人:Hulu(月額1,026円)、GIANTS TV(月額1,320円)
ヤクルト:FODプレミアム(月額976円)
中日:J SPORTSオンデマンド野球パック(月額2,178円)
セ・リーグ6球団の主催試合すべてを見ることができる「スカパー!プロ野球セット」以外のサービスはありません。上記のように球団ごとに視聴できるサービスがわかれていますが、J SPORTSオンデマンドは横浜DeNAベイスターズ、中日ドラゴンズ、広島東洋カープの3球団をカバーしています。
いずれのサービスも基本的には主催試合のみの放送です。一部ビジターゲームでの配信も行われていますが、不定期のため番組表のチェックが必要となります。
サービスによっては年間契約による割引や期間限定で特典が付帯する場合もあるので、申込時にチェックするのがおすすめです。
●パ・リーグ
6球団共通:パ・リーグTV(月額1,595円)、ベースボールLIVE(月額660円)、Rakuten パ・リーグSpecial(月額702円)
ソフトバンク:ホークスTV(月額900円)
日本ハム:FIGHTERS MIRU(月額2,500円)
一方のパ・リーグは「スカパー!プロ野球セット」と「DAZN BASEBALL」だけでなく「パ・リーグTV」、「ベースボールLIVE」、「Rakuten パ・リーグSpecial」と3つのサービスで6球団の主催試合をすべて視聴可能です。
セ・パ交流戦におけるセ・リーグの主催試合はパ・リーグTVで読売ジャイアンツと阪神タイガースの主催試合を配信する以外は視聴できません。
無料でプロ野球のネット配信を視聴する方法は?
インターネット配信を無料で視聴できるのは、入会時に付帯する無料特典を除くと、DeNAの主催試合すべてを配信している「ニコニコプロ野球チャンネル」だけしかありません。ただし同サービスも回線が混雑するとプレミアム会員(月額790円)が優先されます。そのため無料視聴が保証されているわけではありません。
まとめ
プロ野球を視聴するには12球団の公式戦すべてをカバーする「スカパー!プロ野球セット」か、広島と中日戦の一部を除く公式戦全試合を配信し、見逃し配信機能も備えているDAZNの「DAZN BASEBALL」がおすすめです。ご自身の応援する球団や視聴環境、生活スタイルに応じて決めるのがよいでしょう。