<大相撲五月場所>◇二日目◇13日◇東京・両国国技館
9冠のタイトルを引っ提げて鳴り物入りでデビューした幕下最下位格付出・草野(伊勢ヶ濱)が、幕下六十枚目・朝心誠(高砂)に圧勝して白星スタートを切った。新たな逸材の登場にファンも「レベチ!」「やべぇ強いぞ」と大興奮した。
先場所で110年ぶりの幕内優勝を果たした前頭六枚目・尊富士(伊勢ヶ濱)や2場所連続で11勝を挙げた小結・大の里(二所ノ関)をはじめ、期待の新人が相次いで台頭している角界に、新たな有望株が姿を現した。
草野は平成13年(2001年)生まれの22歳。相撲の名門・日本大学出身で、令和5年(2023年)に学生横綱に輝き、学生時代には計9冠のタイトルを獲得した逸材だ。場所前の稽古では前頭筆頭・熱海富士(伊勢ヶ濱)や、前頭十六枚目・宝富士(同)、前頭六枚目・翠富士(同)ら幕内力士とも対戦し、計5勝を挙げるなど早くも注目を集めていた。
幕下最下位格付出資格を得てデビューした五月場所では、二日目に1番相撲で朝心誠と対戦。まだ短髪で初々しい見た目の草野だったが、立ち合い強烈なかち上げをかますと突き押しで休まず前進、土俵際まで攻め込んで右四つに組むと上手を取った万全の体勢で寄り倒した。将来性を感じさせる草野の実力に、まだ観客もまばらな館内からはどよめきが沸き起こっていた。草野は1勝目。敗れた朝心誠は1敗目を喫した。
見事に白星デビューを飾った草野の圧倒的な実力に、ABEMAの視聴者からも「レベチ!」「やべぇ強いぞ」「強いわ」と驚きの声が相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
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