【ラ・リーガ】バルセロナ 2-0 ソシエダ (5月14日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
久保建英はどうやら好調を持続させているようだ。この日、途中交代でピッチに入った日本代表FWは、古巣を相手にいきなり鋭いミドルシュートを放った。このプレーに対してファンは、「これやばいてー」と驚いている様子だ。
73分、久保が挨拶がわりのミドルシュートを放った。ソシエダ所属GKアレックス・レミロが、左サイドに張っているキーラン・ティアニーにロングフィードを通す。するとオープンな展開となり、ボールを敵陣深くまで運んだスコットランド代表DFは、アーリークロスをボックス内に送った。しかしこのボールがやや逸れてしまったこともあり、そのまま逆サイドで待ち受ける久保の元に渡った。浮き玉をももで軽くトラップしたソシエダの14番は、細かいタッチでタイミングを図ると、小さくカットインして素早くミドルシュートを放った。惜しくもゴールにはならなかったものの、久保の切れ味抜群の鋭いプレーに現地のファンがどよめいた。
このプレーに対して解説の佐藤勇人氏は「いいんじゃないですかね」と久保のシュートを賞賛しつつ、「カットインした時に、オヤルサバルとメリーノがファーサイドの方に走ったんですけど、一枚ニアに入ると」と味方のオフザボールの動きの課題に言及している。
視聴者は「これやばいて」「いきなり打ってきたな」「気合い入ってんなー」投入直後のシュートに驚きながらも、ポジティブな反応を多く残した。
この日、70分からプレーした久保は、他にもドリブル突破を試みるなど、チームの逆転に向けて奮闘した。しかしスコアを縮めることはできず、ソシエダは0-2で敗北を喫している。この結果を受けてアウェイチームは7位になっている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)