【ラ・リーガ】バルセロナ 2-0 ソシエダ(5月14日/エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス)
手に当たってから2分間経過した後に、審判がプレーを止めて、オンフィールドレビューを始めるという珍事件が起こった。しかもプレーを止めたタイミングは、プレーの切れ目でもなんでもなかった。審判の遅すぎる判断にファンはフラストレーションを貯めている。
ことの発端は89分のハンドから始まった。ペナルティボックス手前からのフリーキックの場面、バルセロナ所属FWハフィーニャが低い弾道の強烈なシュートを放つと、ボックス内で守るソシエダ所属アルバロ・オドリオソラの手に当たってしまった。ただプレーは続き、こぼれ球をバルセロナ所属MFフェルミン・ロペスが拾ってシュートしたところ、再びオドリオソラの手に当たったのだ。
結果的に、二度手に当たったが、主審の判断でプレーは止まらず。両軍は2分間程度プレーしたのち、プレーの切れ目でもないタイミングで、主審がとうとう笛を吹いてプレーを止めた。その後、オンフィールドレビューを行った後、審判は最終的にペナルティキックの判定を下した。
一連の流れに対して、解説の佐藤勇人氏は「かなり時間が経ちましたけどね」と冷静に指摘。「もう少し早くして欲しいですね」とも続けた。このジャッジにファンも「おっそ」「流石に遅すぎるだろ」などと不満を漏らしている。
微妙な流れで得たPKの場面だったが、これをハフィーニャが冷静に右隅に決めて、バルセロナは勝利を決定づける追加点を決めた。この後、試合は動かず、バルセロナはホームで2-0の勝利している。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)