将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第4局が5月18日、大分県別府市の「割烹旅館もみや」で行われている。ABEMAの中継に出演した横山泰明七段(43)が出演。藤井名人と対戦した時に感じたという“クセ”について言及すると、「そんな人おるんか」「反応見てるんじゃね?」とファンは興味津々の様子だった。
名人戦第4局の解説者として中継に出演した横山七段は、「棋士には、みんな多かれ少なかれクセみたいなものがある」とトークを展開。藤井名人と横山七段の対戦は、2021年9月に行われた順位戦B級1組6回戦の一局を振り返り、「藤井名人は対局中に読み筋を小さな声な声で口に出して言っているのが印象的でした」と語った。
「ご自分で口に出しているとは思っていなくて、無意識だと思う」とした上で、「読みをつぶやいているのが何回も聞こえてきた」と言及。「読み筋をつぶやく人は結構珍しいので、アレ?っと思いました」と驚いたエピソードを披露した。
藤井名人の意外なクセに、ファンは興味津々。「読み筋を発表するスタイル」「そんな人おるんか」「黙読するとき口が動いてる人いるけどそんな感じ?」「思考が漏れちゃうのかな!?」「それ相手にばれるよね」「それは大丈夫なのかw」「無意識高速詠唱」「聡太ズヒント」「読み筋披露して勝つんww」と多数のコメントが寄せられていた。
一方、豊島九段の“クセ”は「読む時に指を動かすこと」だと指摘。「終盤に指を動かして読み筋を確認しているのを何度もみたことがあるので、それがクセなのかもしれない」と語ると、聞き手の塚田恵梨花女流二段(25)は「本局でも見られるかもしれないので、注目して見ていただければ」と視聴者に呼び掛けていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)