将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第4局が5月18日、大分県別府市の「割烹旅館もみや」で行われている。別府市制100周年事業として開催されている本局では、豪華なメニューブックに“勝負めし”全18品がズラリとラインナップ。藤井聡太名人は「おおいた冠地どり かさね重」、豊島将之九段は「舟盛定食」の注文だった。
別府市を舞台に行われている第4局。市制100周年事業の一環として名人戦が誘致され、別府市では71年ぶりの開催が実現した。市や商工会議所を中心として構成された実行委員会は、両対局者に提供する食事、おやつ、ドリンクのメニューを地元店舗から募集。選考の結果選ばれた食事メニューとおやつ・ドリンクメニューをリーフレットとしてまとめ、配布されている。
“勝負めし編”には、地元で愛されるとっておきのメニュー全18品がラインナップ。藤井名人は大分のブランド地鶏「おおいた冠地どり」を使った「かさね重」、豊島九段は新鮮な大分の地魚が舟型の器からあふれんばかりに盛り付けられた「舟盛定食」を選んだ。
中継に出演した三枚堂達也七段(30)と門倉啓太五段(36)は、メニューブックの実物を手に大興奮。豪華なラインナップに目を奪われると「これだけメニューがあると、選ぶだけで大長考しちゃいますね」「こんなに楽しい長考はないですよね。どれを選んでも“好手”って!」と楽しそうな声を上げていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)