将棋の藤井聡太名人（竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21）に豊島将之九段（34）が挑戦する第82期名人戦七番勝負第4局が5月19日、大分県別府市の「割烹旅館もみや」で2日目の対局が行われている。豊島九段が前日に封じた39手目の開封から始まった本局は、互いの桂馬が躍動する攻め合いに発展。激しい戦いはどのような結末を迎えるのか、今後の展開から目が離せない。
藤井名人が初防衛に王手をかけて迎えた第4局“別府対局”。本局は、後が無い豊島九段が後手横歩取りに誘導。前例の少ない展開に持ち込み、挑戦者ペースでの進行となっている。豊島九段の封じ手開封から始まった対局2日目は、互いの桂馬が飛び交う激しい展開に。後手の馬が自玉に接近しているにも関わらず、攻め合いを決断した豊島九段に、ABEMAの中継で解説を務めた藤井猛九段（53）は「自分の玉が危なくなっているのに…」と驚きを隠せない様子だった。
まもなく終盤に突入する本局は、3連勝中の藤井名人が華麗に押し戻すのか、豊島九段が待望の初勝利を手にするのか。一瞬たりとも目の離せない激戦が予想されている。
持ち時間は各9時間の2日制。
【昼食の注文】
藤井聡太名人 別府冷麺、かぼす緑茶
豊島将之九段 冠はものうまみ丼と根芋の赤だし、かぼす緑茶
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲豊島将之九段 3時間41分（消費5時間19分）
△藤井聡太名人 3時間19分（消費5時間41分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
