逮捕されて笑顔でピース。衆議院東京15区の補欠選挙でほかの陣営の活動を妨害した政治団体つばさの党の代表ら3人が公職選挙法の疑いで逮捕。
代表の黒川敦彦容疑者、幹事長で選挙にも立候補した根本良輔容疑者、党の組織運動本部長杉田勇人容疑者の3人が逮捕された。逮捕理由はほかの陣営の候補者が演説をしている前で拡声器でどなるなど、演説が聞き取れないようにした、公職選挙法の「選挙の自由妨害」の疑いだ。
警視庁は「一連の妨害行為は悪質で、表現の自由を逸脱した」と判断したと見られ、異例の逮捕となった。
政治ジャーナリストの青山和弘氏は「この案件で、選挙の自由妨害罪で逮捕ということ自体が初めて」として、さらに今回18年ぶりに選挙妨害で特捜本部が立ち上がったことに注目。「特捜本部というのは、だいたい殺人とかで犯人が捕まらないときに立ち上がる。黒川氏が逮捕されたのにもかかわらず特捜本部を立ち上げたというのは、やはり徹底的にさらに調査して、たとえばつばさの党の背後に誰かいたのか、資金源はなんだったのか。このあたりも徹底的にやるという決意の表れだと思う。非常に重大な事件と警視庁は捉えている」と分析した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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