【写真・画像】 1枚目
【映像】かわいい…佐藤康光九段のおちゃめな表情

 ベテラン棋士のおちゃめな表情がファンを沸かせた。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」予選Bリーグ第1試合、チーム菅井 対 チーム斎藤の模様が5月18日に放送された。第3局では、チーム菅井から丸山忠久九段(53)が出。控室ではチームメイトの佐藤康光九段(54)が謎多き丸山九段の私生活に触れ、「結婚したことも新聞見て知ったんだもん」と言及。佐藤九段の表情に、視聴者から多くの反響が寄せられた。

【映像】かわいい…佐藤康光九段のおちゃめな表情

 チーム2連敗と苦しい中で迎えた第3局。チーム菅井からは丸山九段が初登板し、なんとか初白星をもぎ取るべく敵将の斎藤慎太郎八段(31)との対局へと向かった。角換わりのスペシャリスト同士の対戦とあり、ハイペースで進行し早々に勝負所へと突入。斎藤八段は百戦錬磨の“丸山流”に警戒しつつも、伸び伸びと王道の将棋を展開していった。

 丸山九段の対戦を控室から見守っていたチーム菅井の菅井竜也八段(32)と佐藤九段は、棋士仲間であっても謎多き丸山九段のプライベートについて語る場面も。丸山九段といえば名人を含むタイトル3期を誇る“羽生世代”を代表する棋士のひとりで、2023年度には藤井聡太八冠(21)を破って銀河戦で優勝を飾ったほか、12月には通算1000勝を達成したトップランナーだ。鍛え上げられた屈強な肉体とは似つかないニコニコの笑顔も印象的で、ファンも多い。

 佐藤九段は「私、丸山さんが結婚した時も知らなかったし。結婚したの、誰一人知らなかったんですよね」と若き日の思い出を菅井リーダーに話した。丸山九段は2005年に結婚。同世代で修行時代から多くの時間を共有してきたものの、当時の衝撃は大きかったようで「新聞見て知ったんだもん。“丸山結婚”って見出しになってて(笑)。どこの丸山だろうと思ったらウチの丸山でした」と新聞を広げるようなジェスチャーを加えた。

 口を尖らせながら若き日の思い出を語る佐藤九段のトークとユーモラスな表情に、ファンは爆笑。「何の話やねんw」「wwww」「新聞ww」「どこの丸山てw」「世間話やんw」「知らなかったんだ」「菅井さん、楽しそうで嬉しい」など多くのコメントが寄せられていた。

 対局は、玉頭を押さえつけられる形となった丸山九段が破れる結果に。自玉の不詰めを冷静に見切り、一瞬の隙を突いて鋭く抜け出した斎藤八段が、チームに3勝目を持ち帰った。

◆ABEMAトーナメント2024 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が7回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士11人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全12チームで行われる。予選リーグは3チームずつ4リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】激闘を振り返るチーム斎藤とチーム菅井
【映像】激闘を振り返るチーム斎藤とチーム菅井
【映像】高見七段、仲間の指し手を的中連発に満面笑顔
【映像】高見七段、仲間の指し手を的中連発に満面笑顔
【映像】めちゃくちゃ楽しそう!鈴木九段のハイテンション解説
【映像】めちゃくちゃ楽しそう!鈴木九段のハイテンション解説
【映像】佐藤康光九段がすねてる?「新聞見て知った」
【映像】佐藤康光九段がすねてる?「新聞見て知った」
【映像】ここでも!?鈴木大介九段のハイテンション解説
【映像】ここでも!?鈴木大介九段のハイテンション解説
斎藤慎太郎八段「チームとしてひとつ強くなった」初陣勝利に自信 強豪揃いのチーム菅井に快勝し予選突破へ前進