将棋の竜王戦6組ランキング戦の決勝が5月21日に行われ、藤本渚五段(18)と奨励会員の山下数毅三段(15)が現在対局中だ。藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)への挑戦者を決める本戦進出をかけた大一番では、藤本五段が得意の雁木を志向。本格的な戦いに突入する今後の進行から目が離せない。
現役最年少棋士の藤本五段と、奨励会員として史上初めて6組決勝戦に進出した気鋭・山下三段による注目の一戦。藤井竜王への挑戦者を決める本戦進出をかけた一局であることはもちろん、山下三段は本局に勝利した場合、プロ入りの権利を獲得する運命の大一番を迎えている。
本局は振り駒の結果、山下三段の先手に決定。後手の藤本五段が得意の雁木を採用すると、山下三段は速攻の構えを見せて対抗した。藤本五段から角交換に持ち込み、いよいよ本格的な戦いへ。両者が今後どのような構想を描いているか、大きな注目が集まっている。
持ち時間は各5時間。
【昼食の注文】
藤本渚五段 カツ丼セット(温うどん)
山下数毅三段 サービスセット(チャーハン、とんこつラーメン)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲山下数毅三段 3時間53分(消費1時間7分)
△藤本渚五段 4時間8分(消費52分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)