<大相撲五月場所>◇十一日目◇22日◇東京・両国国技館
幕下の取組で館内が騒然となる“驚異的”なうっちゃりが飛び出した。土俵際の大逆転劇に「なにそれw」「決めたと思ったら…決められた」「おもしろすぎる」と大いに盛り上がった。
幕下九枚目・宮城(二所ノ関)と幕下二枚目・琴手計(佐渡ヶ嶽)の一番。身長171.3センチ・体重110.1キロの小兵・宮城が十一日目に対戦したのは、身長183.7センチ・体重128.3キロと一回り大きな琴手計。宮城は立ち合い低い姿勢で当たると、大きな体の琴手計に背中越しに上手を取られ、一気に土俵際まで運ばれてしまう。だがここで宮城は体幹の強さで驚異的な粘りを発揮、俵に足をかけて踏みとどまると両まわしを掴み、豪快なうっちゃりを決めてみせた。
宮城の逆転勝利に客席は沸き、館内が大きな歓声と拍手で包まれると、その後、ざわめきも続いていた。宮城は2勝目。敗れた琴手計は5敗目を喫した。
驚異的なうっちゃりを宮城が決めると、ファンからは「なにそれw」「すげえ」「決めたと思ったら…」「おもしろすぎる」「つえええな」と驚きの声が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)