将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(34)が挑戦する第82期名人戦七番勝負第5局が5月26日、北海道紋別市の「ホテルオホーツクパレス」で行われている。前日の25日には、対局場検分を前に同市内のアザラシシーパラダイスを見学。かわいいゴマフアザラシと触れ合った藤井名人は、「すごく癒されました」と笑顔を見せた。
【映像】アザラシ、巨大カニ爪オブジェと撮影する藤井名人&豊島九段
開幕から3連勝でロケットスタートを切った藤井名人だったが、第4局では挑戦者の豊島九段が反撃の1勝。勝負所の第5局はオホーツク海沿岸のほぼ中心に位置する北海道紋別市が舞台となっている。藤井名人は、「セーターを持ってきましたが、思った以上に寒かったです」とコメント。気温差にも驚いた様子だった。
25日に紋別入りした両対局者は、検分を前に同市内のアザラシシーパラダイスへ。ゴマフアザラシの“日和ちゃん”から歓迎を受けると、エサやり体験などをして束の間のリフレッシュタイムを満喫していた。餌付けは初体験だったという藤井名人は、「間近で見ると、すごく癒されました」と笑顔。「気分転換にもなりましたし、楽しい時間を過ごすことができました」とかわいい海の生き物とのふれあいからパワーを得た様子だ。
一方、豊島九段も「リラックスできてすごく楽しい時間でした。知らなかったので、賢いんだな、と」。アザラシとの貴重な“スリーショット”に、ファンからは「かわいいー」「リフレッシュできて良かったね」「これでアザラシのぬいぐるみが売れます」「おっかなびっくり」「日和ちゃん人気出そう」「アザラシになりたい」と様々な声が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)