<大相撲五月場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館
 新小結・大の里(二所ノ関)が関脇・阿炎(錣山)を押し出して初優勝を飾り、幕下付け出しでは横綱・輪島の15場所を大きく上回る7場所目での史上最速Vを達成した。先場所は新入幕として110年ぶりに尊富士(伊勢ケ濱)が初優勝を果たしており、尊富士の所要10場所目での優勝に続き、2場所続けての最速記録を更新した。まだ大銀杏を結うことができない大の里が圧巻の強さを発揮した今場所は、改めて世代交代を印象付ける結果に。涙の優勝を経て行われた優勝インタビューでは一転、館内の笑いを誘った。インタビュー全文は以下の通り。