5月21日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズの一戦で、セーブ数を早くも2ケタに乗せた日本ハムの守護神・田中正義が、野球ファンの間で話題となっている。
5-4、1点のリードで迎えたこの試合の9回表にマウンドに上った田中は、まずこの回先頭の6番・宗佑磨から全球ストレート勝負で見逃し三振を奪うと、続く7番・太田椋に対しては、初球、外角低めのボール球のスライダーを見せた上で、外へのストレートを3球続けて見逃し三振に。そして最後の打者となる8番・西野真弘に対しては、やや内寄り高めの力強いストレートでセンターフライに打ち取りゲームセット。まったく危なげない投球で今季10セーブ目を挙げることとなった。
移籍早々に見せた昨季の活躍に続き、今季も抜群の安定感を見せる守護神・田中の投球に、野球解説者の里崎智也氏は、5月24日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に出演した際に、「(日本ハムの投手陣は)最後に田中正義がいるっていう安定感も増すところもあるんで」と、田中の貢献度を評価する形で称賛。また、ネット上の野球ファンからは「四隅ビタビタに決まる直球が気持ちよすぎる」「ほんとに素晴らしいストレートその一言に尽きる」「完全にもう本人も自信もって投げてるのが伝わる。特にZOZOマリンであのピンチになってから余裕で三振取ったりほんとに1年で成長しててえぐい」「ジャスティス、抑えになってホント輝いたな このままオールスターでも正義執行してほしい」「オリファンやけど もう、田中正義のストレートに惚れ惚れや。ソフトバンクからファイターズに行って新庄監督のもと、ここまで大きく成長してホンマに良かった」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)