麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第5節が5月29日に行われ、a卓(5人打ち)はプロ麻雀リーグ「Mリーグ」赤坂ドリブンズでも活躍する鈴木たろうが3ケタプラスの快勝で卓内トップを取った。

【映像】Mリーグでも活躍する鈴木たろう

 同卓は、たろうの他にも赤坂ドリブンズのチームメイトである園田賢、セガサミーフェニックスの醍醐大、同チームの元選手で現監督の近藤誠一に、今季A1初参戦の坂井秀隆と豪華な顔触れになった。

 たろうは1回戦、前半戦から大物手をアガって5万点オーバーのトップを取ると、2回戦の2着を挟み、3回戦、4回戦と連勝で4戦3勝・2着1回の全連対とほぼ完璧な内容。ポイントでも+155.4と荒稼ぎに成功した。

 試合後は、「嬉しいです。今日はいろいろうまく行きました。各回戦の終盤で不運な放銃が多かったので、負けないように強引なドリブルで突き抜けました。決定戦が見えるポジションに来たので、このまま決定戦に行けるといいなと思います」とニコニコ笑顔だった。

【試合結果】

1位 鈴木たろう +155.4
2位 醍醐大 +31.3
3位 坂井秀隆 ▲56.8
4位 近藤誠一 ▲65.2
5位 園田賢 ▲66.7

◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。

◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約800人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
ABEMA/麻雀チャンネルより)
 

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