穏やかな18歳の若者だが、その勝ちっぷりは壮絶かつ圧巻だ。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」予選Dリーグ第1試合、チーム稲葉 対 チーム佐々木の模様が6月1日に放送された。チーム稲葉の藤本渚五段は現役最年少棋士。若手棋戦でも優勝歴があり、2023年度には51勝で最多勝にも輝いた若手期待の星だ。第4局では、相手チームのリーダーでA級棋士の佐々木勇気八段(29)と対戦。切れ味抜群の指し回しで快勝すると、佐々木八段からは「ボコボコにされました…」と嘆くことになった。