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【動画】血まみれの顔で叫ぶ「心臓が逃げる!」※10分ごろ〜

 普段は冷静なエージェント井ノ上たきな(CV:若山詩音)が、劇中で最も感情をむき出しにした人気アニメ「リコリコ」ことアニメ「リコリス・リコイル」第12話。人を殺してまで相棒の錦木千束(CV:安済知佳)を救いたいたきなの思いが、「何回見ても鳥肌立つくらいの迫力」「後世に語り継ぎたい」と視聴者の心を震わせた。

【動画】血まみれの顔で叫ぶ「心臓が逃げる!」※10分ごろ〜

 「リコリス・リコイル」は、犯罪を未然に防ぐ秘密組織「DA(Direct Attack)」のエージェントである少女たち「リコリス」の活躍を描いたオリジナルアニメ。2022年7月期に放送された本作は、リコリスの凸凹バディ錦木千束と井ノ上たきなの日常や、2人の関係性の変化を描くストーリー、そして彼女たちの超絶ガンアクションが話題を呼んだ。小説化やコミック化、舞台化もされ、2024年6月7日からは舞台化第2弾の「舞台『リコリス・リコイル』Life won’t wait.」が上演される。

 優秀なリコリスであるたきなは、常に冷静で、生真面目かつ無駄を嫌う性格をしている。自由気ままで楽天家な千束に以前までは不満を抱いていたが、あるきっかけで心を開き、日を追うごとに彼女が大切な存在になっていた。しかし、2人の楽しい日常は、ある日から変わった。実は千束は、謎の組織に所属する吉松シンジ(CV:上田燿司)から高性能な人工心臓を与えられて、命を救われた過去があるのだが、彼の策略で突然余命が2ヵ月になってしまったのだ。普段から何事にも動じないたきなでも、この事実にはさすがに動揺した。

 そんなたきなが、劇中で最も激しく感情をあらわにしたのが第12話だ。千束を救うことができる人工心臓を自分に移植したと主張する吉松に、たきなは「その心臓、私が引きずり出してやる!」と激昂した。その後の戦闘で顔面が血まみれになっても、千束が吉松を逃がそうとしても、たきなは銃を下ろさなかった。「心臓が逃げる!」と怒り叫びながら連射するたきなは、吉松のことを1人の人間ではなく「心臓」としか見ておらず、千束の命を救うために今までにないくらい必死の形相をしていた。

 やがて、たきなは千束に抱きしめられて、「吉さんを殺して生きても、それはもう私じゃない!」「吉さんの代わりに生きるのは、私には無理だよ」と止められた。この言葉で、たきなは吉松への発砲をやめたが、千束を救えない現実を受け入れられず、「嫌だ、千束が死ぬのは嫌だ……」と声を震わせた。

 千束を救おうと必死なたきなに、心を揺さぶられた視聴者は多い。X(旧Twitter)上では、「心臓が逃げる、たきなの叫び千束を失いたくない気持ちが痛いぐらいわかる」「何回見ても鳥肌立つくらいの迫力」「普段クールなたきなが、感情的になるシーン。千束のために、ここまでになるのは1話では想像できない」「それほどまでに必死に千束が大切で生きてほしいんだなぁ」「何度見ても『心臓が逃げる!』は後世に語り継ぎたい名言」といった声が寄せられている。

(C)Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11

「リコリス・リコイル」第12話を見る
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