ボロボロ配牌からこんな美麗なアガリが!?打点以上にファンも仰天の混一色が完成/麻雀・Mトーナメント
【映像】ボロボロの配牌が美麗な手に仕上がる一部始終

 ガラリと変わっていく13枚の手牌。打点以上の美しさがそこにあった。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2024」予選1stステージA卓が6月3日に開催された。第2試合では茅森早香(セガサミーフェニックス・最高位戦)が親番で混一色の親跳満をゲット。熱気を持って見守るファンへ、最高の興奮を届けた。

【映像】ボロボロの配牌が美麗な手に仕上がる一部始終

 第1試合で小さいながらもラスを引いてしまった茅森。挽回を期す第2試合では親番スタート。配牌はマンズが5枚、456が赤含みで完成。しかしそれ以外は孤立の字牌や端牌ばかり、アガリを望むのは非常に苦しい状況だ。茅森は9筒から切り出すと、徐々にマンズと字牌が集まり始めた。

 中を重ね、10巡目にペン三万を引くと、仕掛けても親満貫となるチャンスが浮かび上がった。さらに12巡目、中を自力で引くとイーシャンテンだ。さらに終盤、北も暗刻になり發単騎待ちのテンパイ。この發は2枚に山だ。ボロボロの配牌を育て、ようやく辿り着いた大物手。茅森はこれを自身の最後のツモで見事にツモり、ツモ・中・混一色・赤の1万8000点が完成した。実況の日吉辰哉(連盟)は「いってらっしゃーい!」と絶叫だ。

 ボロボロの配牌が、最後には美麗な親跳満に大変化。ファンは「打点女王」「さすが」「うおお茅森やルゥ!」と絶賛した。茅森はこのゲームでトップを獲得、2ndステージへ駒を進めている。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー36人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者24人、計60人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、予選2ndステージからシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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