5月24日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、ロッテ・佐々木朗希が披露した“8K圧巻投球”が野球ファンの間で話題となっている。
この日、先発のマウンドに上った佐々木は、序盤からフルスロットルでソフトバンク打線と対決。初回に2番の今宮健太のヒットを足がかりに1点を先制され、なおも2死満塁のピンチを迎えるも、7番リチャードに対してはキレ味鋭いフォークを3球続けて、3球三振に。その後も佐々木は持ち前の“力でねじ伏せる”圧倒的なピッチングでソフトバンク打線を圧倒。7回119球を投げて8奪三振、1失点の好投で嬉しい今季4勝目を挙げることとなった。
佐々木といえば、5月17日の北海道日本ハムファイターズ戦（ZOZOマリンスタジアム）では、前回登板の雪辱を果たす形で、好調日本ハム打線を相手に12三振を奪う圧巻の投球を披露。その好投を受けてロッテOBの里崎智也氏は「修正もしっかりしてきたし、今のフォークボールを見ても、真ん中にちゃんと落としてるんで。ベース板の上に落とさないとやっぱバッター振らないんでね。そういったところでは、しっかりベース板の上に落とせたっていうところも大きかったですし」とその投球を称賛していた。（5月24日放送の『バズ！パ・リーグ』ABEMA）
その次の登板ということもあり、さらなる注目が集まる中、自身の持ち味を生かす形で好投を見せた佐々木について野球解説者の五十嵐亮太氏は、5月31日放送の『バズ！パ・リーグ』（ABEMA）に出演した際に、佐々木の投球VTRを観ながら「この日ね、（佐々木は）自分のスタイルを貫き通したんですよ。基本、真っ直ぐ＆フォークで力で押し切る。やはり若干、自分の力の具合っていうのも、上げてきたんですよ。スタイル変えずに、本来の自分のピッチングで抑える佐々木投手を見たときに、やっぱすごいなと思いましたね」と、改めて“佐々木本来のピッチングでの好投”を称賛することに。
なお、そんな佐々木にネット上の野球ファンからは「これこそ佐々木朗希。パリーグを救ってくれ」「勝負を楽しんでる朗希を観てるとわくわくがとまらん」「暴力打線をねじ伏せるパ・リーグの至宝」「これが朗希の真骨頂」「ギアあげるとやっぱ最強投手だな」「力で鷹打線を抑えられる数少ない投手の筆頭」といった様々な反響が寄せられている。
（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）
