5月31日にみずほPayPayドーム福岡で行われたセ・パ交流戦・広島戦で、広島打線相手に7回9奪三振1失点の好投を見せるなど、先発転向後も活躍を見せているソフトバンク・モイネロが野球ファンの間で話題となっている。
昨季まで守護神・オスナへと繋ぐ重要な役割を担い、リリーフとしてソフトバンクを支えたモイネロ。その継投が“絶望リレー”と称されるほどに相手打線を沈黙させてきたが、先発へと転向した今季は、6月3日時点で9試合に先発し、勝ち星こそ2つであるものの、61イニングを投げて自責点はわずか12。防御率1.77、55奪三振と堂々たる成績を収めている。
そのため、前出の広島戦での好投の際には、ネット上の野球ファンからも「モイネロ超ナイスピッチや！！ 勝ちつかなかったのは残念だけども 今日はギータのためにも勝ててよかった」「モイネロエグすぎ 出力抑えてこれかよ…」「モイモイは最強」「ちな鯉だけど、モイネロやべえな」「モイネロ強い」「100球で9奪三振ってすげーな」といった様々な反響が寄せられた。
5月31日放送の『バズ！パ・リーグ』（ABEMA）では、こうしたモイネロの“転向後の活躍”について、VTRを交える形で紹介することとなったが、その際にモイネロの投球VTRを観た野球解説者の五十嵐亮太氏は「若干、中継ぎにいるときより、平均スピードは落ちると思うんですけれども、持っている球種をしっかりバランス良く使ってイニングを重ねられる。終盤に来てもそんなにボールのスピードであったり、体力面というのも心配ないので、ものすごいフィットしてますよね」と、“先発型”にモデルチェンジしながらも、中継ぎ登板の際に見せていた力のあるボールを投げ込めていると称賛。「長いイニングを見据えたピッチングもできている中で、本来の中継ぎとしての強いボールも投げ込めているから、ものすごい器用ですよね」と、その“先発投手としてのポテンシャル”に、太鼓判を押す形となった。
（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）
