【写真・画像】「突っ込みすぎ」迫るGRスープラを避けきれず…追突&スピン 日本最速GTレースでカメラが捉えた衝撃の瞬間 1枚目
【映像】車載カメラが捉えた追突の瞬間

 激しいチェイスを見せていたフェアレディZが、突如視界に現れたGRスープラに猛スピードで突っ込んでスピンするアクシデントが発生。まさかの瞬間がオンボードカメラで捉えられ、ファンも「怖かった」と絶句の瞬間となった。

【映像】車載カメラが捉えた追突の瞬間

 6月2日、鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT 第3戦決勝。GT500クラスでは、追い上げを見せていたMOTUL AUTECH(#23 Z)の千代勝正が、KeePer CERUMO(#38 GR Supra)に追突してスピン。最終的に38号車がリタイア、フルコースイエロー(FCY)も発令される波乱の展開となった。

 レースは41周目、23号車の千代がスプーンコーナーからARTA(#8 MUGEN CIVIC TYPE R-GT 野尻)を激しくチェイシング。スリップストリームを利用しながら西ストレート、続く超高速コーナーの130Rを駆け抜けた。順調に背後を捉えたと思われたその矢先、シケインで衝撃の結末を迎えた。

 「シケイン」とは、ご存じのとおり車両速度の減速を意図したコーナーで、鈴鹿のシケインはこれまでも数々のドラマを生んできた。西ストレートに始まる高速区間から、このシケインで一気に減速を要されるため、オーバーテイクやアクシデントが起きやすい場所となっている。

 アクシデントは、集団の前方を走っていたGT300クラスのアールキューズ(#22 AMG GT3)の減速から始まる。その後ろについていた38号車のKeePer CERUMOがこれを受けて減速し、それを見た8号車がこれを避けた。

 この一連の流れは、8号車を猛スピードで追走していた23号車の千代にとって、突如38号車が視界に現れた形となってしまう。

 千代はすかさずブレーキング。アウト側に避けようとしたが、間に合わず38号車のリアに追突し、そのままスピンしてしまった。この瞬間がオンボードで放送されていたことで、ファンは「突っ込みすぎ」「オンボード映像だから怖かった」と阿鼻叫喚の様子を見せた。

 23号車には、ドライブスルーペナルティが課されたが、その後何とか持ち返して10位でフィニッシュ。一方、7位に位置していた38号車はこのアクシデントでリアが大破。ピットインを余儀なくされ、そのまま復帰は叶わず無念のリタイアとなった。

 さらに、クラッシュの際に38号車から剥がれたリア部品がコース上に残ってしまったことで、フルコースイエロー(FCY)が発令される事態となった。23号車を中心に起きたこのアクシデントはレースに多大な影響を与えたと言えるだろう。

ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)

【映像】MOTULの千代がクラッシュ&スピン! - ABEMA SUPER GT ダイジェスト - Rd.3 鈴鹿サーキット
【映像】MOTULの千代がクラッシュ&スピン! - ABEMA SUPER GT ダイジェスト - Rd.3 鈴鹿サーキット
【映像】森脇梨々夏、レースクイーン衣装→私服でイメージ“激変”
【映像】森脇梨々夏、レースクイーン衣装→私服でイメージ“激変”
【映像】「アレジの1ミリ」限界ギリギリの神業コーナリング
【映像】「アレジの1ミリ」限界ギリギリの神業コーナリング
日本最速GTレースで話題の神業“アレジの1ミリ”がエグすぎる あわやタイム抹消の瞬間に脱帽