将棋の第95期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局が6月17日、新潟市の「高志の宿 高島屋」で行われ、藤井聡太棋聖(竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、21)と挑戦者の山崎隆之八段(43)が現在対局中だ。16日に催された開会式では、藤井棋聖が「私には扱えなかった」という意外なアイテムを告白する場面も。ユーモアあふれる挨拶でファンを沸かせた。
新潟市西蒲区の岩室温泉を舞台に行われている注目の第2局。16日に現地入りした藤井棋聖と山崎八段は、対局場検分に臨んだ後、開会式に出席した。
同式では、新潟市に隣接し金属洋食器の産地として名高い燕市からカトラリーセットが贈呈された。藤井棋聖は、「昨年は包丁を頂いたのですが、私には扱えなかった」と苦笑い。年間を通してタイトル戦をこなし全国を飛び回る多忙な日々を送っているとあり、プレゼントの包丁を使った料理へのチャレンジはもう少し先のこととなりそうだ。今回の記念品はナイフとフォークとあり、藤井棋聖も“ホッ”。「ぜひ自宅でも使ってみたいと思います」と嬉しそうな笑顔を見せていた。
対局前日ながら、藤井棋聖のユーモアあふれる挨拶と柔らかな表情にファンもほっこり。「笑いとった」「棋聖ジョーク」「扱えなかったw」「かわええ」「お母さんが使ってますよ」「聡太だんだんしゃべりがうまくなってるなー」「料理もやろう」「いい包丁なんだろうなぁ」など様々なコメントが寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)