6月11日にベルーナドームで行われた日本生命セ・パ交流戦 2024、埼玉西武ライオンズ対広島東洋カープの一戦で、広島・矢野雅哉が披露した“忍者守備”が野球ファンの間で話題となっている。
1-0、広島1点のリードで迎えたこの試合の2回裏・西武の攻撃、無死一塁の場面で6番・源田壮亮の放った一打は、二塁の左へと転がるゴロに。これをショートの矢野は驚くべき速さで捕球すると、“ほぼ真横”に高速移動しながら自らベースを踏んで1死、続けて一塁へと矢のような送球を投じ、打者走者の源田を悠々アウトに。その卓越した守備力で、先発・床田寛樹を大いに盛り立てた。
矢野は5回裏の守備でも、先頭の7番・奥村光一が放ったボテボテのショートゴロを全力ダッシュで拾い上げると、間髪入れずにそのまま一塁へとランニングスローし奥村をアウトに。この日は見事な走塁に加え、好守でもファンを魅了した。
6月14日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めて矢野の好プレーをVTRを交えつつ紹介することとなったが、その際に番組に出演していた野球解説者の里崎智也氏は「守備は去年もずっと良かったので。今年はしっかりと打てるようになって出場機会が増えてきているのでは」と称賛する形でコメント。
また、“忍者守備”と絶賛される矢野の好フィールディングに、セ・パ両リーグのファンも大注目。ネット上の野球ファンからは「身体能力オバケすぎるわ」「さすが赤忍者2世だな」「ソフトバンクファンだけど菊池と矢野の二遊間えぐい 特に矢野の肩やばい」「広島が今首位にいる要因はこの鉄壁のセンターラインのおかげだと思う」「矢野の守備って凄い美しいって感じ」「ヤノキクの二遊間を堪能出来ているカープファン とても贅沢なことです」「守備で凌いで足で掛け回すとか最高の選手だよ」と様々な声が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)