6月16日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた日本生命セ・パ交流戦 2024、北海道日本ハムファイターズ対読売ジャイアンツの一戦で、巨人・岡本和真が放った“完璧すぎる外スラ打ち”が野球ファンの間で注目が集まっている。
0-1、巨人が1点ビハインドで迎えたこの試合の4回表・巨人の攻撃、1死一塁の場面で打席に立った4番の岡本は、日本ハム先発の加藤貴之がカウント2-0から投じた3球目、外角低めへと投じられたスライダーをすくい上げるように振り抜くと、打球は快音を響かせながら、レフト方向に向かって高々と舞い上がる大飛球に。これがそのまま勢いを落とすことなく伸び続け、ほどなくレフトスタンド上段へと着弾。先制を許した先発の菅野智之も思わず笑顔となる貴重な“4番の一振り”となった。
6月21日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこの場面をVTRを交えつつ振り返ることとなったが、その際に野球解説者の里崎智也氏は「コントロールミスではないが、外スラだったら簡単にストライクが取れるだろうというところを岡本が見逃さなかった。簡単にいきすぎちゃったかな。対岡本というのを考えればね」と日本ハムバッテリーの配球について言及した。
まさに“外スラ打ちのお手本”とでもいうべきこの一打に、ネット上の野球ファンからは「なんだかんだで交流戦打点王」「派手なガッツポーズをせずいつも淡々とダイヤモンドを一周する岡本ほんとかっこいい」「これはエグい」「やっぱバケモンだわw」「カメラマンもどこに着弾したのか分からない驚異弾ww」「飛距離えぐい!」「気持ちいいほど飛んだなw 新庄さんも笑ってるやん」といった驚きの声が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)